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目黒side







Aが病院を抜け出した

病院からの電話で聞かされた彼女の置き手紙





目黒「 お昼はあそこに行かないと会えない...あ、お墓?お墓かもしれないです 」


先生「 お母様のお墓ってどこにあるかご存知ですか?」


目黒「 わかります。仕事もう終わるんで、俺行ってきます 」


先生「 何かあればすぐ連絡下さい 」


目黒「 わかりました 」





彼女の心の中が今の俺にはわからない
どうしてやるのが正解...?



助けたいのに助ける方法もわからない



荷物を分けて欲しいのにかける言葉が見つからない






?「 目黒?」





いつからだろう、、




こんなに彼女が遠く感じるようになったのは






渡辺「 おい、目黒。大丈夫か?」





しょっぴーの声でみんなが寄ってきた





岩本「 具合悪い?」


深澤「 とりあえず座んなよ、フラフラだよ 」





俺には、Aには時間が無い

早く...っ行かなきゃ、手遅れになる前に





目黒「 すみません、大丈夫です...っお先です 」


阿部「 待って、俺も行く。...A何かあった?」


目黒「 抜け出したって、置き手紙残して 」


阿部「 え、でも今の状態じゃ... 」





俺らの会話を盗み聞きしてたのか
後ろからしょっぴーが声をかけてきた





渡辺「 Aになんかあったの 」


目黒「 いや、大丈夫 」


渡辺「 阿部が大丈夫って顔してねえよ」


阿部「 いや...うん、ごめん 」


目黒「 ...入院してる病院から抜け出したって 」


渡辺「 はぁ?活動休止したと思ったら入院してたのか...どっか悪いの 」


目黒「 ...ちょっと、」





ただ事じゃないと思ったのか
一緒に行くと荷物を持って一緒に出てきてくれた





渡辺「 可愛い妹同然だからな、あいつ」





あの時のことを知ってるしょっぴーがいてくれるのは
本当に心強くて、少し安心できた





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作者名:くろみちゃん | 作成日時:2020年8月10日 20時

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