もし君がいなければ【青】

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翔太side







あの時、めっちゃ俺が助けたかった
倒れて抱えられるAちゃんに声かけることしか出来なくて

しかも次の現場があったら見届けられない
ダッシュでコンビニ行ってカバンに入れたゼリー

…怖がられないかなって、ちょっと心配だった





佐久間「 なにそんなソワソワしてんの？笑 」


宮舘「 落ち着きなよ翔太 」


岩本「 そんなすぐ起きないって 」


阿部「 何かあったの？」


深澤「 あー、まぁ、、ちょっと、」


岩本「 倒れちゃって、Aちゃん 」


深澤「 元々今日体調悪かったらしいんだけどさ、撮影遅れてたし。よりによってびっしょびしょのシーンで身体が耐えらんなかったんじゃないかねぇ 」


宮舘「 それは大変だったね 」


阿部「 でもそれだけじゃないんでしょ？」


深澤「 さすが阿部ちゃん！翔太さ〜 」




もうまじみんなの話なんか頭に入んなくて

Aちゃん熱上がってないかなとか、1人で苦しんでないかなとか、めっちゃ考えちゃう

そんな時だった




ひぃ渡辺さん、Aです




渡辺「 …っえ！？！？！？」


「「 っ！？なに！」」


渡辺「 ちょっ、ちょっと出る！」





深澤「 あれは…きたな、」


岩本「 絶対そうだわ 」


佐久間「 翔太にも春が来たか〜！」


宮舘「 上手くいくといいけど。…だって、、」


阿部「 舘さんの言いたいことはめちゃくちゃわかる 」


深澤「 ま、俺は応援するよ。翔太のこと 」


岩本「 俺らはいいけどさ、翔太があんな1人にマジになるのも久しぶりだし応援したいよ。…でも向こうは？」


阿部「 バレたら終わりだよね 」





俺の事でめっちゃ皆が相談してくれてるなんて知らない俺は、連絡が来たことに舞い上がってた

てか、名前"ひぃ"って可愛すぎんだろ……




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