☆5000hit記念☆ 2 ページ49
「学校まで来たものの…」
彼女は校門の前で立ち止まった。
(真昼くんが前に…)
『学校には部外者は入れないから、何かあったら猫の姿で入ってこいよ！』
(って言ってたなぁ…でも猫の姿じゃお弁当箱運べないし…)
「やっぱり無理か…」
彼女がため息をつき、でもやっぱり…と困っていると彼女の目の前に黒い車が停まった。
「あんた確か怠惰の…」
「あ、運転手さん」
顔を覗かせたのは御園の運転手の洞堂だ。
「こんなところでどうしたんすか？」
「えっと…実は…」
「誰？洞堂」
そう言って後ろの窓から顔を覗かせたのは御門の秘書の宇佐美。
宇佐美は彼女を見ると頬を染めて出て来た。
「あ、あなたは怠惰のところのかわいい女の子！！」
「えーっと…」
「宇佐美三月っす。アホ毛の父親の秘書やってるんすよ」
初対面の宇佐美に少し戸惑いながらも、洞堂から紹介されると彼女は笑顔を浮かべた。
「そうなんですね！私Aです、よろしくお願いします」
「わぁあー！！か、かわいい…！///
前チラッと見かけた時からかわいい子だなぁって思ってて！！」
差し出された手に宇佐美は興奮しながら握る。洞堂はそんな宇佐美を無視して彼女に尋ねた。
「で、どうしたんすか？」
「実は…」
彼女が事情を話すと洞堂も困った顔をした。
「あー…それは大変っすね…」
「どうしたら…」
2人が困っていると、宇佐美が言った。
「それなら私に任せて！」
「えっ？」
「何するんすか三月…」
「いいから！有栖院家まで付いてきて！」
宇佐美は半ば強引に車に彼女を連れ込み、よく分かっていない洞堂の座席を蹴って車を出させた。
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星歌(プロフ) - モカエルさん» ですよね！！御国さんの気持ちがこもってて歌なのに嘆きや願いのように聞こえて…！お仲間です(=´∀｀)人(´∀｀=) (2017年5月13日 12時) (
レス) id: bce31303ae (このIDを非表示/違反報告)
モカエル(プロフ) - 0からの旅立ち聞くと私も泣きます！仲間がいてよかった (2017年5月13日 11時) (レス) id: e5e3beec5e (このIDを非表示/違反報告)
シン - はい。頑張ってくださいが (2017年5月12日 7時) (レス) id: b03b29b404 (このIDを非表示/違反報告)
星歌(プロフ) - シンさん» そう言っていただけるなんて…私は幸せですね…！これからさらに盛り上がっていきます！！毎日更新頑張るのでよろしくお願いします！！ (2017年5月12日 2時) (レス) id: bce31303ae (このIDを非表示/違反報告)
シン - あああああああああっっっっっ続き読みてーーーー (2017年5月12日 0時) (レス) id: b03b29b404 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星歌 | 作成日時：2017年4月24日 18時
