4.〜好きな人〜 ページ32
急に、リーちゃんが頰を染めて、話してくれた。
「わ、私、実はね、付き合ってるの人がいるの…///」
「そ、そうなの!?」
「うん!Aちゃんはいい子だから教えるね。えーとね…強欲のところのロルフって言う人なんだ///すごく優しくて素敵な人なの!」
「まあ、素敵ね!」
「ありがとう!たまに店に来てくれるから、その時紹介するね!」
「楽しみだなぁ!」
「Aちゃんは、好きな人とかいるの?」
「えっ?好きな人…」
その時、空色の髪の彼が頭をよぎる。
顔に熱が集まってくるのを感じた。
「あ〜!その反応!いるんでしょ?誰だれー!?」
「えっ、そ、そんな…彼のことは///」
私が困っていると、部屋のドアが開いて、マックスさんが声をかけに来た。
「おまえら、そろそろ戻ってこいよ。また客が増え始めるからよ」
そう言うと、マックスさんは出て行った。
「はーい」
「わかりました」
私達も部屋を出る。
くるっとリーちゃんが私に振り返った。
「この続きはまた聞かせてね!」
「えっえ〜…///」
「ふふっ!Aちゃんと話してるととっても楽しいから、またどっかに遊びに行こ!」
とびきりの笑顔で言ってくれる。
胸の奥が嬉しさで熱くなる。
「うん!」
私は大きくうなづいて、2人で戻った。
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星歌 - 電脳狂愛ガールさん» ありがとうございます!!すごく嬉しいです…!頑張るのでよろしくお願いします!! (2017年3月22日 0時) (レス) id: 9883413a68 (このIDを非表示/違反報告)
電脳狂愛ガール(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます!これからも頑張って下さい! (2017年3月21日 23時) (レス) id: 47428dc64c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星歌 | 作成日時:2017年3月20日 10時