番外編 研究データ ページ25
この番外編かなりシリアスなのと危なそうな表現？入ったりするので、苦手な方はUターンでお願いします…すみません…！
〜〜〜〜〜
「はあっ…はあっ…！」
彼女の白い肌から汗が吹き出る。呼吸を荒く繰り返し、口は苦しそうに開きっぱなしだった。
「ヨハネス、博士……はあっ……まだ終わらないんですか？」
呼んだ本人のいない空間に荒れた息を吐き出しながら問いかける。当の本人は次々に襲ってくる吸血鬼と戦う彼女の映像をテレビで見ながらにんまりと笑っていた。
「まだまだ〜♪戦闘データと限界を測りたいんだからもっと頑張ってもらわないと」
「え、えぇー…」
映像の中の彼女は酷く疲れた表情を見せた。
ヨハネスは頑張れと声をかけながらもう一つの映像の方をチラリと見る。そこには片方のテレビに映っているはずの彼女が映っていた。
「この機械の性能はバッチリだ」
映っていたのは体に無数のコードをつけ、頭には冠の様なコードを引いたもの、目元は黒い機械をつけた彼女の姿。
事の始まりは、彼女がヨハネスに呼び出されたことからだった。
前々から約束していた彼女の研究データをまとめた物を渡したいとのことで、真昼やクロには黙って取りに来た彼女。御国の店に行ってみると、店の主人とサーヴァンプは仕事でおらず、待っていたヨハネスに連れ出された。
連れていかれた先は見覚えのある施設。質問もさせてもらえないまま精密な機械のある部屋へ押し込められ、そこで身体中に先に吸盤のあるコードを無数につけられた。頭には重く黒い機械を、目も大きな機械で覆われ体を金具で固定される。
「あの…これは？」
「最終実験だよ。今から君の現在の戦闘力とその限界を測っていく。
まあとりあえず始めてみよっか」
彼女の有無を聞かず機械を起動させるヨハネス。彼女は不安ながらも待っていると、真っ暗だった目の前が急に明るくなり、白い空間にいた。
「そこはバーチャルの世界だよ。これはC3の最新機器でね。まあこれは所謂、一般的に売られてるバーチャルリアリティの進化系みたいな」
「は、はぁ…」
よく分からない言葉に疑問を浮かべていると、目の前に赤い瞳の男が現れた。
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星歌(プロフ) - カコさん» 私も最近嫌いになれない人だなと思うようにはなりました…。この小説だと完全悪者扱いですよね…すみません…！！ (2018年2月24日 21時) (
レス) id: a4174cb21e (このIDを非表示/違反報告)
カコ - 塔間さん嫌いにはなれないです…。 (2018年2月24日 16時) (レス) id: 667d573e94 (このIDを非表示/違反報告)
星歌(プロフ) - 唄さん» 大いに同感であります唄様…！！全てにおいて美しいですもんね、めんどくせーから家デートでとか言われても全然オッケーですもんね。むしろありがたき幸せ。クロ大好きです！！ (2018年2月22日 21時) (レス) id: a4174cb21e (このIDを非表示/違反報告)
唄(プロフ) - 切実にあんな彼氏が欲しくなる、と言うかクロと言う名の彼氏が欲しくなりますね。 (2018年2月21日 21時) (レス) id: 4acb668125 (このIDを非表示/違反報告)
星歌(プロフ) - お菓子の家さん» コメントありがとうございます！わあ〜！！なんとありがたきお言葉！！そう言っていただけると、もっと頑張ろうと思えます(*´∇｀*) 頑張らせていただきます！ (2018年2月20日 21時) (レス) id: a4174cb21e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星歌 | 作成日時：2018年2月6日 20時
