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番外編 ページ43
はあ、はあ、と他人の目も気にせずに走る。
日が傾きかけているのに、暑さは俺の肌を容赦なく包み込んでいく。
いや、まぁ今は春なんだけど。
ぽたぽたと滴り落ちる汗を袖で拭い、俺はある場所に向かって走っていた。
_______________40分前。
木兎さんの奥さんの美紀さんからのLINEで、Aの陣痛が始まったことを知った。
今日は丁度仕事が多い時で、俺はさっき残業を覚悟していた。
だから、そのLINEが来た時びっくりしすぎていきなり「すみません!」と叫んでしまって、周りから白い目で見られた。
その後課長に大幅な事を説明したら「今すぐ奥さんのとこにいけ!仕事は大丈夫だ!」とイケメンなことを言われたので、少し泣きそうになった。
小走りでオフィスを出る時、後ろから「元気な赤ちゃん産まれるといいな」と言われて、また涙腺が緩みそうになった。
_____________________
ちょっと番外編です^^
暇つぶし程度に見てくれたら幸いです。
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作者名:*フィラ* x他2人 | 作成日時:2015年2月17日 20時