〃 ページ15
*
___タンッ
ボールが軌道を描き、ネットを潜る。
やがて、軽くバウンドし、俺の足元へと転がってきた。
何気なくそれを拾うと、唖然とする俺をよそにそいつは
「――…えーっと…私が勝ちってことでいい?」
「――まだ終わってねぇッ!!もう一回、」
「4点先取したのが勝ちだって決めたのは何処の誰でしたっけ」
知るか、そんなこと――そう言ったが、明後日の方向を向かれただけだった。…聞く気ねぇな、コイツ
「今の君に足りないのはスタミナだよ」
「…は?」
と、思えば唐突にそう言ったそいつ。
…今の俺に、足りない??
スタミナ……体力が?
___
「そんなんなくても、俺は勝て――」
そう言いかけてぐ、と押し黙った彼。何故ならば、ついさっき彼は負けたのだ。私というイレギュラーに。
「君が、バスケの才能も、技術も全部ずば抜けてるってのは見ててわかった。…けど、それを生かせてないのが今の現状」
「……」
紛れもない、彼は"天才"なのだから。
だからこそ。
「今の君は、才能や技術にかまけて何も見ちゃいない……いや、見ようとしてないんだ。」
「…!!な、」
反論しようとした彼を手で制し、良いから聞いてろと目で訴えれば素直に黙った。…変な所で素直だなあ←
「…身体が付いて来なかったら、才能も、技術も追い付いてこないよ。」
だから体力もといスタミナつけろ。そう付け加えて、背を向け、歩き出す。
おい!呼び止める声なんて聞こえない、聞こえないったら聞こえない←
「好きなら、勝ちたいなら、ぶつかっていけ。…何回も何百回も。」
呟くように言った言葉は、果たして聞こえたのか否か。
とりあえず暫くの間、ストリートコートに行くのは控えようと思いました。
…アレ、作文??←
____
御夜さん、リクありがとうございました!!
謝罪するなら金をk*Sakurai→←サボり魔くんと*Aomine
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ユキ(プロフ) - kosigayamaihintさん» ありがとうございます。殆ど妄想で書いているようなもんなので、とても嬉しいです。無理をしない程度に更新頑張りますw (2018年8月30日 9時) (レス) id: b62f39a03d (このIDを非表示/違反報告)
kosigayamaihint(プロフ) - 光の姉凄く大好きです!この本編では見れないお話見るのとても楽しいです!更新楽しみにしています!でも無理はしないでくださいね (2018年8月30日 1時) (レス) id: d0a46af0d1 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - ゆめさん» ありがとうございます!あくまでも関係は年上と年下みたいな感じです!私も夢主がタイプですw (2018年4月25日 7時) (レス) id: de1da99f45 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - こういう殺伐として甘くない関係好きです!夢主が超どタイプ。← (2018年4月25日 6時) (レス) id: 071a98174c (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 黒九路苦さん» ありがとうございます!更新は思い付いた時にやっていますが、待って頂けると幸いです。これからも頑張ります。 (2018年2月12日 0時) (レス) id: de1da99f45 (このIDを非表示/違反報告)
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