＊ ページ8
大友side
「おぉ、黒木。久しぶり」
後ろからでも分かる、大人の色気。
黒木は軽く微笑み、返事をした。
「あぁ、久しぶりだな」
子供の頃から変わらない雰囲気。
こいつ、年を取っているのだろうか。
若干羨ましく思い、目を反らす。
「残念だったな。脚のこと」
ふいに呟かれた言葉。
脚のこと⎯⎯⎯
それは、脚の怪我を指しているのか。
俺の脚は、もう治らない。
『左右十字靭帯断裂』
医者から、そう告げられた。
昔、若武も負った怪我。
若武も克服出来たのだから、俺にも・・・と思っていたのが間違いだった。
トレーニングは想像以上にキツく、走ることさえ出来ない。
それでも、と頑張ったが、歩けるようになるのが精一杯だった。
「別に。気にしてねーよ」
脚の怪我で、自分と若武との違いを思い知った。
だからこそ、触れられたくないことだ。
なのに黒木のやつは・・・
「はぁ・・・」
呆れてため息をつく。
その時、立花さんの事を思い出した。
「あ、それよりお前に会わせたい人がいるんだ」
黒木は首を傾げて俺を見る。
そんな黒木をよそに、後ろを振り向く。
俺の目線の先を同じようにたどる黒木。
「この子は立花 彩。何か、お前の事を知ってたっぽいから・・・」
「アーヤ・・・？」
言葉を被せてきた黒木を睨むと、それは驚きに変わった。
黒木が、滅多に見せない表情をしていたから。
どうしたよ。
と言うか、『アーヤ』って・・・
「立花さん、こいつと親しかった・・・って、え？」
またしても言葉が止まった。
遮られたんじゃない。
言えなくなったんだ。
「黒木、君っ・・・！」
立花さんが、泣いていたから。
何故、どうして。
そんな疑問はすぐに解けた。
あぁ、そうか。
立花さん、黒木の事・・・
こう見えても人の気持ちには敏感だから、すぐに分かった。
「良かったね、立花さん」
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かなまる(プロフ) - smileさん» うん。私も頑張る！付属、やっぱそうだよねwwごめんごめん。応援してるよ！！じゃあね！！！！！ (2017年3月31日 14時) (
レス) id: d8010ac8a2 (このIDを非表示/違反報告)
smile - かなまるさん» そーよ。もう中３よ。おお、中２になるの。勉強頑張って！私も受験頑張るから。え、付属高校？それは無理だよ、残念ながら。じゃ、また受験が終わったら顔出すね。バイバイ！ (2017年3月30日 18時) (レス) id: d18177599f (このIDを非表示/違反報告)
かなまる(プロフ) - smileさん» まじかよ？！そっか...。もう中3になっちゃうのか...にこは...。私は中2になるわ。受験勉強、がんばってね！！！つーか、うちの付属高校はいってw (2017年3月9日 8時) (レス) id: d8010ac8a2 (このIDを非表示/違反報告)
smile - かなまるさん» おう、作ったぜ。でもこれ、引退作なんだよなぁ。受験終わるまで作品作らないから、これが今年最後の作品になるよ。読んでくれてありがとう！ (2017年3月9日 7時) (レス) id: d18177599f (このIDを非表示/違反報告)
かなまる(プロフ) - smileさん» ふおおおお！にこー！！またなんかものすごい作品を作っているではないかッ！もうなんだよぉ｢愛してる｣ってぇ！！ものすごい作品をありがと！！w (2017年3月9日 7時) (レス) id: d8010ac8a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：smile | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Niko-hp/
作成日時：2017年3月4日 17時
