２７ ページ45
＊
鈴村side
黄瀬｢やっぱ黒子っち変わったっスね…帝光時代にこんなバスケはなかった｣
火神１人にボールを集中させる方法は、上手くいくか否か。
キセキの世代と呼ばれていた彼らが、ある１人…黒子にボールを集中させる方法が多かったのは、彼らに及ぶ者がいなかったから。
勝てれば良い。
むしろ勝たない方が有り得ない。
帝光中のバスケは、そんなバスケだ。
…そんなやり方、俺だったらこっちから願い下げだ。
黄瀬｢けど、そっちも俺を止められない！そして勝つのはオレっスよ…！｣
どうやら黄瀬は、黒子との連係を返せないが、黒子のミスディレクションが40分フルに保たない以上、何とかなると考えてるらしい。
「____甘い」
こっちだって、ダテじゃないよ？
＊
＊
＊
体育館がざわめいた。
なぜなら、黄瀬のマークが火神ではなく、黒子になったから。
｢相手になるわけねぇー｣
上から観客達の声が降る。
みんな考えていることは同じようだ。
「…痛い目あうって言ったのに」
黄瀬｢黒子っちにオレを止めるのはムリっスよ！｣
…確かに黒子は止められない
…けど。
黒子「……」
ゴールに向かって走り出す黄瀬。
その時の黒子の目は、正に獲物を狩る獣のようだった____
火神｢違うね。止めるんじゃなくて…｣
リコ｢獲るのよ!!｣
ナイスハモリ←
火神とリコさんが、息ぴったりにそう言った瞬間、黒子が黄瀬のボールを弾いた。
「黒子、ナイス!」
バックチップ(というらしい)ではあるが、彼___黒子の存在感の薄さもあり、予想していなかった黄瀬は反応が遅れた。
そのまま誠凛が得点した。
…さて。
「そろそろ？りっさん」
『…うん、これは原作に必要なシナリオだから。』
「…手は出さないよ」
J●MPを読んでる俺だからこそ、分かること。
アニメ&漫画を見てるからこそ、分かること。
原作を知ってる
このシーンだけは、悲しいけど…
｢レフェリータイム！｣
「「黒子!!?」」
「…ﾁｯ」
…見届けるしかない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「トリップ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
亜柚魅☆(プロフ) - ユキさん» いえいえ。URLはご自由にお使い下さい(^^) (2016年3月23日 20時) (
レス) id: 7bdadc09e1 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 亜柚魅☆さん» ありがとうございます！嬉しいです。 (2016年3月23日 19時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
亜柚魅☆(プロフ) - 遅くなってすみません！！イメ画出来ました！！URL⇒http://uranai.nosv.org/img/user/data/5/e/f/5ef1faa1b8ed42d9e9a93227dc95bd90.jpg.jpg (2016年3月23日 19時) (レス) id: 7bdadc09e1 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - サクランさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2016年3月5日 7時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
サクラン - 凄く面白いです(*・∀・*) 更新大変でしょうが、頑張ってくださいネ！♪ (2016年3月5日 4時) (レス) id: 1bdc6b786d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
