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優side




僕らがシャララデルモにそう言い放ってから約数秒後。




火神「クックック…ハッハハハハハ…!!」



いきなり高笑いし始めた火神君。

当然だけど、皆ポカンとしてる。



佇んでいたモデル(笑)は怪訝そうな顔で火神君へと振り返った。




火神「悪ィ悪ィ、ちょっと嬉しくてさ…

そーゆーこと言ってくれる奴久しぶりだったから」




火神君がそう言えば、駄犬は更に不思議そうというか、理解しかねるといった感じで眉間にシワを寄せた。





火神「アメリカじゃ、それがフツーだったんだけどな」





黄瀬「え!?アメリカいたの!?」




火神「日本帰ってバスケから離れたのは早とちりだったわ。ハリ出るぜマジで」





そういえば、帰国子女だったな……(今思い出した)←



シャララ(黄瀬)が驚いて思わず言葉を挟むが、彼は視線だけで同意して話を続ける。






火神「やっぱ人生チャレンジしてナンボじゃん。強ぇ奴がいねーと生きがいになんねーだろが」






そして黄瀬を見据えながら、火神君は笑いながら力強く言った。






火神「勝てねぇぐらいがちょうどいい









それに_____」





「…ん?」




ベンチへと目を向ける火神君。彼の真っ直ぐな瞳は確かに、僕を捕らえていた。





火神「強ぇ奴で、尊敬できる相手も居るし…」




「…火神君、僕は君が思うような、尊敬される器じゃない。」




火神「そんなことッ」




「僕はただ___己の赴くままに動いているだけ。


どうも困った事に、昔から口だけが達者でね(^ ^)



だから、僕の周りに居る人も限られてたんですよ。



…けど君に、火神君や黒子君、バスケ部の皆さんに出会ってから。



こんな僕を、受け入れてくれた。



こんな僕を……仲間にしてくれた。



こんなにも仲間が……増えたんだ。」




…だからね?火神君




「君は、前だけ見て走ってればいい






勿論、仲間(みんな)も一緒にだけど」





影ながらですが、僕は君の成長を応援してますよ…。

25&イラスト→←23*黒子side



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亜柚魅☆(プロフ) - ユキさん» いえいえ。URLはご自由にお使い下さい(^^) (2016年3月23日 20時) (レス) id: 7bdadc09e1 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 亜柚魅☆さん» ありがとうございます!嬉しいです。 (2016年3月23日 19時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
亜柚魅☆(プロフ) - 遅くなってすみません!!イメ画出来ました!!URL⇒http://uranai.nosv.org/img/user/data/5/e/f/5ef1faa1b8ed42d9e9a93227dc95bd90.jpg.jpg (2016年3月23日 19時) (レス) id: 7bdadc09e1 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - サクランさん» コメントありがとうございます!頑張ります! (2016年3月5日 7時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
サクラン - 凄く面白いです(*・∀・*) 更新大変でしょうが、頑張ってくださいネ!♪ (2016年3月5日 4時) (レス) id: 1bdc6b786d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユキ | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年2月27日 12時

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