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*
鈴村side
伊月「ナイッシュー!」
日向「よくやった鈴村!!」
「…どうも。てか痛いです日向先輩」←
伊月先輩が片手を上げ、日向先輩が俺の背中をバシバシ叩く…アレ??何かデジャヴ←
黄瀬「…なんだ、まだいるじゃん
負けたくない奴…」
暫くポカンとしていた黄瀬だが、そう小さく呟いたのは気の所為だと思いたい。
黄瀬に気に入られるとかやだよ俺!!←
黄瀬は笠松先輩からボールを受け取り、ドリブルし始める。
右か…左か、それともパスか。
黄瀬「キミの出身校って何処なの?」
「え……」←
話 し か け ら れ ち ゃ っ た よ
\(^o^)/ナンテコッタ
「…貴方に教える筋合いはない」
そうだ、シラを切ろう。←
黄瀬「何で!??」
俺にあっさり切り捨てらたので、少し傷ついた顔をしながらもボールをつく黄瀬。
右…
…いや、左か。
黄瀬「…」
「…!」
左に体重を掛けて加速しようとする黄瀬の前に回り込むと、何故か悲しそうに俺を見た。
意外な表情に、目を見開く。
そのまま、右にドリブルして加速…
黄瀬「…キミみたいな子と______」
「!!」
“もっと早く、出会いたかった”
そして、黄瀬はゴールに向かって一歩踏み込んだ___
…させるかよ。
____パンッ!!
黄瀬「…!!」
俺は少し後から、黄瀬を追いかけるように跳んで、ボールを弾いた。
火神「サンキュ…!!」
俺が弾いたボールを、火神が(運良く)とったらしい。そのままダンクで決めた。
「ナイス火神!!」
火神「…おう!!」
俺が片手を上げると、火神も片手を上げた。
黄瀬「…ねぇ」
「…何ですか」
怒ってるような、懇願ともとれそうな、切実な眼差しに、少したじろぐ。
黄瀬「
「!!」
真剣に俺を見詰める彼。
けど、所詮は___
「貴方が見てるのは、俺自信ではなく、俺の才能面だけ…でしょ?」
黄瀬「!!ちがっ…」
「それに、」
言い返そうとした黄瀬を遮り、しっかり目を合わせる。
「約束、しちゃったから…」
そう言いながら、ベンチに居る黒子へと目を向ける。視線に気付いたのか、彼は少し微笑むと、俺に頷いて見せた。
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亜柚魅☆(プロフ) - ユキさん» いえいえ。URLはご自由にお使い下さい(^^) (2016年3月23日 20時) (レス) id: 7bdadc09e1 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 亜柚魅☆さん» ありがとうございます!嬉しいです。 (2016年3月23日 19時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
亜柚魅☆(プロフ) - 遅くなってすみません!!イメ画出来ました!!URL⇒http://uranai.nosv.org/img/user/data/5/e/f/5ef1faa1b8ed42d9e9a93227dc95bd90.jpg.jpg (2016年3月23日 19時) (レス) id: 7bdadc09e1 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - サクランさん» コメントありがとうございます!頑張ります! (2016年3月5日 7時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
サクラン - 凄く面白いです(*・∀・*) 更新大変でしょうが、頑張ってくださいネ!♪ (2016年3月5日 4時) (レス) id: 1bdc6b786d (このIDを非表示/違反報告)
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