お久しぶりです ページ17
そして更に飛ばしてお昼。一緒に食べようと言われたのでお言葉に甘えさせていただく。
そして、男子のおふざけが始まったので、影を薄くして教室を出た。
巻き込まれるのは面倒臭いからね...。←
歯磨きをして、図書室へと向かう。
影を薄くしているせいか、途中何度も人にぶつかりそうになった。
何とかうまく避けながら図書室についた。
...たぶん、彼はここにいるだろう。
______ｶﾞﾗｯ(あ、いた。)
図書委員の彼は、返却貸し出しコーナーの席に座って本を読んでいる。
彼に気づかないのか、本を借りる人たちは自ら本を借りたり返したりする作業をしていた。
影の薄さで地味にサボることもできるとは。
私も今影薄くしてるから同じだけど←
お分かりいただける通り
図書室に来た目的は彼、黒子君に会うため。
何自分からフラグ立ててんのかって？
...いや、同じ中学校になっちゃったんだし、会うことは絶対あると確信したから←
それに私が嫌いなのは才能が開花してちょっとグレた彼らであって
黒子君は主人公として好きである。
後、私は読書が好きなので昼休みの間はここにいよう...と思ったのも理由の一つだったりする。
『...すみません、貸し出しお願いします。』
借りる本を選び、彼に声をかけた。
黒子「...！！！」
ガバッと本から顔を上げるなり
かたまってしまった。
しばらくの間、沈黙が流れる。
黒子「...お久しぶりです、茶川さん...！！」
彼の顔は今にも泣きそうな顔にも見えたが、笑っていることには間違いなかった。
『よく私だって分かりましたね。』
黒子「人間観察が趣味なもので。あと敬語じゃなくて良いですよ。」
うん。知ってる。
あと君が笑ってるの生で見るの初めてだわ←
『そっか。これからよろしくな、黒子君。』
私も、慣れない笑顔を作りながら黒子君に手を差し出す。
彼は
少し照れたように
ふわり
と笑い、手を握ってくれた。
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ユキ(プロフ) - キサラさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2016年1月13日 6時) (
レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
キサラ(プロフ) - すごくおもしろかったです！更新頑張ってください、楽しみにしてます！ (2016年1月13日 6時) (レス) id: 64bbffd95f (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！お邪魔させて頂きますね^^* (2015年10月3日 11時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 更新頑張です!!良かったら私の作品と小説を読んで評価&コメお願いします！ (2015年10月3日 11時) (レス) id: 72f95d498c (このIDを非表示/違反報告)
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