私と日本さんと●●さん ページ42
何だかよくわからないけど
突然の胸騒ぎで、
目が覚めた
《日本さんが、危ない》
飛び起きてから、
私の考えは唐突にこれだった
「日本さんっ...」
いてもたってもいられなくて
気がつけば
障子を盛大に開け放ち、
部屋を飛び出していた
「日本さん...!!」
...そして、見つけた
彼は、桜の木の側に佇んでいた
───────何かが、違う
「日本さん...?」
声をかければ、
ゆっくりと、こちらを向いた────
彼の瞳は、いつもの黒曜石のような瞳ではなく
────赤い、瞳だった
「日本さ...」
────日本さん、じゃない...?
彼は、
らしくない、妖艶な笑みを浮かべて言った
?『こんばんは、弥生さん
やっと...やっと会えましたね...』
その姿に、不覚にも
“美しい”
と思ってしまった
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ユキ(プロフ) - (W廿▽廿)♭ d(=ワ=)9さん» ありがとうございます!勢いで書いたものだったのですが、感動して頂けて嬉しいです。 (2016年3月14日 21時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
(W廿▽廿)♭ d(=ワ=)9 - 日帝さんの話に感動しました。 (2016年3月14日 20時) (レス) id: d4b1972073 (このIDを非表示/違反報告)
カフェラッテ! - ユキさん» ですよね!!b(グッ (2015年10月19日 21時) (レス) id: 08788126c8 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - カフェラッテ!さん» 私もそう思います(`・ω・´)キリッ (2015年10月18日 23時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
カフェラッテ! - てか祖国かわいすぎだろ((真顔 (2015年10月18日 22時) (レス) id: 08788126c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユキ | 作成日時:2015年9月20日 11時