蜂蜜の様な甘い時間を貴方と【Q//K】 (ページ4)

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匂い2─kwkm─ ページ4

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川｢ちょっとだけならええかな……｣

そう独り言を零してはフワッフワのサメのぬいぐるみをぎゅっと抱き締めてみる
あぁ、、めっちゃ気持ちええ………
しかも、いい匂いがする。

川｢…めっちゃAｻﾝの匂いする…………｣
(※本日2回目←)

『んー誰の匂いだってー？？』

声の聞こえる方を見てみると
こちらをｸｽｸｽと笑いながら見ているAｻﾝが居た
あ、、声に出てもうた…………

川｢え、あ、その………笑｣

驚きと恥ずかしさで声が出ずに居るとAｻﾝが

『だってそれ、さっきまで私が抱いてたからなぁ笑』

川｢え、あぁ、そうですね笑｣

『それ、気持ちええやろ？一目惚れして買ったんやんなぁ笑』

ｸｽｸｽと笑いながら近づき、俺の隣に座る

川｢あ、そや…今これ抱いたら俺の匂いしますよ？｣

と言ってぬいぐるみを差し出す

『えぇ、、でも川上も私のシャンプー使ったからなー』

と言って俺の差し出したぬいぐるみをソファーに置いた後、俺に抱き着き、にぃと笑いながら

川｢ｯ………！？？｣

『こっちの方が川上の匂いすると思うけどな』

と言って俺の胸板に顔を埋め

〝あ、ダメだ。これ私の服じゃん、私の匂いがする笑〟

と少し寂しそうに呟いて顔を上げる

川｢俺は逆にAｻﾝの匂いがして嬉しいですよ？｣

『それはそれは、良かったねぇ〜』

川｢なので、俺から離れんといてください｣

少し顔を赤くしたAｻﾝの手を引いて、包み込む様に抱き締めて、軽く頭を撫でてやる

ちょっとすると居心地が良かったのか、俺の胸から規則正しい寝息が聞こえ、あぁ、Aｻﾝ寝たんやな……というのがわかる。
Aｻﾝをお姫様抱っこで寝室に連れていき寝かせ、俺はAｻﾝの隣に寝転び一緒に朝まで過ごした