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数日後。
｢ふぁぁ……寝みぃ……｣
前日の仕事が超ハードだったせいで疲れが取れていない。
ホントに日本人は働きすぎだと思うので天国行き確定だと思う。頑張って働いた俺偉い。
半分寝ながら少し遅めの朝食を取っていると、玄関のチャイムが鳴った。
ドアノブに手をかけ、ドアを開ける。
｢…！！お、お久しぶり！！｣
｢人違いです｣
一旦ドアを閉める。
そこには、可愛らしい見た目の女性が立っていた。
だが、お久しぶりとはなんなのか……。彼女とは知り合いではない。
｢まさかファンが凸……？いや、まぁうちマンションだしどっかと部屋間違えたんだな…｣
｢そんなわけないでしょ！｣
｢うわぁ！？！？｣
背後から大きな声がして、思わずよろける。
振り向くと彼女が怒った顔でこちらを見ていた。
｢人違いだなんて酷い。先週ちゃんと連絡したでしょ！？｣
先週……？
｢えっと……どちら様で……？｣
すると彼女は呆れた顔で、幼馴染の顔を忘れたの？と言ってきた。
｢え、幼馴染って……まさか、A？｣
｢正解！！！！会いたかった！！｣
抱きしめられ、バランスを崩して床に倒れる。
その上から、A(らしい女性)が覆い被さるようにこちらを覗き込んでくる。
｢私、ずっと会いたかった。中学卒業して、突然親が勝手に東京に引っ越すって決めて、ちゃんとお別れも出来ずに行っちゃったから寂しかった｣
｢……｣
引越しの話で本人だと確信する。
悲しい表情を浮かべる彼女の頭を、俺はそっと撫でた。
よく幼い時、泣き出したAをあやす為に撫でていたのを思い出したからだ。
｢俺も、会いたかったよ｣
｢もう……私、もう大人だよ？｣
｢俺からしたらまだまだお子ちゃまですぅ｣
2人で目を合わせ、プッと噴き出す。
こんなに幸せな朝は、初めてだ。
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うどんのミンチ - すごく良いです‼セリフの違和感ないし､キャラも違和感なく動かせてる(?)ので続きがすごく気になります!!無理せず頑張って下さい!! (2022年8月9日 18時) (
レス) @page6 id: 5498898803 (このIDを非表示/違反報告)
くれむ(プロフ) - すずらんさん» ありがとうございます！( ´ ▽ ` )ﾉ (2020年8月28日 23時) (レス) id: 1dcc69e7f1 (このIDを非表示/違反報告)
すずらん - 大好きです！！ (2020年8月28日 19時) (レス) id: 930f05f5ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれむ | 作成日時：2020年8月20日 20時
