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二十四話 童磨 ページ26

作者「どうしよう、ここ書くことないです」




野薔薇「う、ぅ」

野薔薇が壁に吸い込まれて行く。

しいな「野薔薇!」

野薔薇「問題ない。あんた達はもぐらを叩け」

野薔薇が完全に見えなくなる。

虎杖と戦ってた呪いも野薔薇を追いかけて壁の奥に消え虎杖も後に続く。

しいな『へ・・・・・』

足元から沈んで行く。

どうして・・・・・?

伏黒「栗花落!」

しいな『平気』

そう言って完全に沈んだ。




童磨「やあ。久しぶりだね。しいなちゃん」

しいなが目を見開く。

しいな『どうして・・・・・。お前がここに居る!?』

数メートル離れた先には頭から血を被ったような鬼、気配は人間だが童磨がいた。

童磨「やだなー。しいなちゃんも転生したように俺も転生したんだ」

しいなはすぐに戦闘態勢になる。

童磨「やっぱり天国も地獄もないんだね〜」

しいな『ここは・・・・・?』

童磨「ここは俺の未完成の領域、万世極楽教」

まるで最終決戦の時に童磨と対峙した時のような部屋。

しいな『お前は呪詛師か?』

童磨「そうだよ。しいなちゃんは呪術師、また敵対関係だね〜」

しいなのこめかみに青筋が浮かぶ。

落ち着け、感情の制御が出来ない者は未熟者。

童磨「まあ、しいなちゃんは今夜俺が食べるけどね。血気術・蓮葉氷」

バク宙してすんでの所で避ける。

童磨「おぉ! 凄いね。血気術・枯園垂り」

しいな『花の呼吸・弐ノ型・御影梅』

童磨の攻撃を受け流し懐から紫陽花の花弁を出す。

しいな『私が貴方を地獄に落とす!』




どれくらい時間が経ったろうか。

せいぜい十分程度。

それでもしいなは身体のあちこちに傷を負って窮地に立たされている。

しいな『ハァ・・・・・、ハァ・・・・・』

術式を使おうとしても童磨によって氷にされ砕かれるを繰り返している。

しいな『蟲の呼吸・蜂牙ノ舞・真靡き』

童磨「そんなんで俺を殺せるわけないよ」

童磨は攻撃をモロに受けるが相変わらずのムカつく笑顔。

童磨は気づいていない。

しいなが突き技を放つと同時に花弁、朝顔を落としていったことを。

しいな『蝶花操術・朝顔!』

もう、これにかけるしかない。

私はさっきから主に攻撃の術式を使っていた。

でもそれだと童磨に氷にされてしまう。

なら、氷にさせないうちに術式を使う。

その為には近づいて花弁を落とす。

攻撃の時なら近づいてもおかしくないしバレないはず。

お願い、効いて!

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わっぱみがき - あんさ、この人文才皆無っていってるけどそしたら僕は最底辺の塵から最底辺のチリすらなれないよ?!この人は文才あるじゃないですか!!!神なんですよ!俺は紙以下!!分かる?!その上設定も神ってるし?!キャラの人選も神ってるし?!なんなの?!神じゃん(逆ギレ) (11月1日 9時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 続きどうなるんだろ!楽しみです!!最初は名前変換出来んのかぁって思ってたけどできなくでも全然すき! (2022年2月21日 8時) (レス) @page33 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
ゆりねちゃん(プロフ) - パンダって人? (2022年2月19日 16時) (レス) @page29 id: 20fe901fba (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - 落ち…狗巻先輩が希望です!…遅いでしょうか… (2022年1月13日 19時) (レス) id: 55af1cd0b0 (このIDを非表示/違反報告)
美園(プロフ) - しいなちゃん可愛いかよ!!!!!友達で照れるなんて! (2021年12月31日 21時) (レス) @page32 id: 04f1c58536 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年11月13日 21時

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