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◇何が起きるか分からない…望side ページ42
.望side
「 は？ほんまに言うてる？ 」
昼休み。
LINEのグルチャを見て思わず呟いた。
紫耀「 何が？ 」
「 LINE見てみ 」
紫耀は片手に焼きそばパンを持ちながら
器用に指を動かす。
紫耀「 午後から雨降るらしい！ 」
「 天気予報の話ちゃうわ 」
紫耀「 えー、じゃあなに？ 」
「 神ちゃん熱あるらしい 」
紫耀は目を大きくして驚いた。
紫耀「 はよ帰らな！ 」
焼きそばパンを一気に口へ突っ込む。
「 無理やって 」
紫耀「 心配で授業受けられへんねんけど！ 」
いつも寝るくせによう言えんな そんなこと(笑)
それを言うと面倒やから言わんでおこ。
「 でもおかしいと思わへん？ 」
紫耀「 え？ 」
「 Aがそう言うんやで 」
神ちゃん自身がそう言うなら分かるけど。
学校に居るはずのAからの連絡。
紫耀「 A、寮に戻ってったやん！ 」
「 あ、確かに(笑) 」
じゃあもし、Aが戻ってなかったら今頃神ちゃんは一人で苦しんだまま、ってことやったんかな。
そう考えると、ゾッとする。
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作者名：ひよこ x他2人 | 作成日時：2015年5月16日 16時
