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◇急げ店員さん! ページ28

.







ばれないようにチラッと見てみると







予想通り、大吾と望がいた。







どうやら二人だけらしい。







奥にもまだコーナーはあるからそっちに気を取られてる隙に会計を…







大吾「 これ結構 集めんの大変やねん 」







望「 無理に集めようとしやんでもええやん(笑) 」







よし、今だ!







レジから二人は見えない、
つまり二人から私は見えない。







『 108円になります 』







「 お兄さんしーっ! 」







『 えっ? 』







私の行動に戸惑いを見せる金髪のお兄さん。







「 動き遅いよ!はい、2円のお釣り!早く! 」







不審者扱いされるのは十分承知している。







皆の前でダイエットするって宣言したからにはこんなことしてるとばれてはならぬ。







『 いや、お客さん。それ5円玉ですよ 』







「 えっ? 」







…本当だ、10円玉と5円玉を間違えてた。







『 あと3円、足りません 』







金髪のお兄さんはニンマリと笑う。







慌てて財布を開け、10円玉を取り出し5円玉と交換する。







『 オッケーです 』







平凡なミスでだいぶ時間がかかってしまった。







見つからないように早くコンビニを出ないと!







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◇グミを片手に→←◇コンビニで知り合いの声



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作者名:ひよこ x他2人 | 作成日時:2015年5月16日 16時

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