* うちのおーくらさん。 * ○ ∞・green ○ -8th。-

おーくらさんと、海。３ ページ3

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―――･･･ですが、結局。



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亮 「いやっふぅーっ!!」←



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まさかのサーフボードを忘れてくるという痛恨のミスをしてしまったにしきどさん。


ご主人'sサーフボードで楽しくサーフィン中です。



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あ 「亮ちゃん、すごいなぁー････」


忠 「A、Aっ!!」


あ 「んー!?」



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少し離れた所から、おーくらさんが呼ぶ声がしたので、


ゆっくりと近づいていってみると。



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あ 「･････貝？」


忠 「そうそう。めっちゃ綺麗やろー？」


あ 「ほんとだ･･･。」



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太陽の光に照らされて、


ピンク色に透き通る、綺麗な貝。


手に取ったおーくらさんが、太陽に合わせるようにしてかざすと。


その透明感が、よく分かります。



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章 「―――イタヤガイ、って言うんやでー。それ。」


あ 「うわぁっ!?


　 し･･･、章ちゃん････(汗」


忠 「イタヤガイ？」


章 「そうそう。


　 ･･･うわー、ピンク色やん♪


　 なんか、珍しい感じするなぁー･･･」


忠 「やろーっ？


　 でもコレは、ヤスにはあげへんもん。」


章 「えーっ？」


忠 「A、手かして？」



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おーくらさんに言われるがまま、


ぱっ、と手を開くと。


さっき拾った貝殻を、私の掌に乗せます。


そして、包み込むようにぎゅっ、と私の手を握ると。



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忠 「Aにあげる。」



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そう言って、ニコッ、と微笑むおーくらさんが、


やっぱり･･･一番カッコ良く見えます。

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