おーくらさんと、発見。5 ページ48
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―――あきらめかけていた、その時です。
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忠 「―――・・・あぁっ!!!」
あ 「うわっ!?」
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突然、目の前で、
おーくらさんが大きな声を出します。
思わずビックリして、
私は後ろへ少し下がっちゃいました。←
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忠 「あった・・・・・」
あ 「は・・・?」
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おもむろにそう言って、
私のすぐ後ろにある、
ベッドの下に手をつっこみはじめるおーくらさん。
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あ 「・・・ちょっと・・?
な・・・、何してんの・・・?」
忠 「うーん・・・っと・・・
よいしょっ・・・
・・・おっ。あった!!」
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何かを見つけたのか、
嬉しそうな顔をしながら、
おーくらさんは、ベッドの下から何かを掴みながら、
手を引っこめます。
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忠 「―――ほら・・・、A。
・・・あったで」
あ 「あっ・・・・」
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おーくらさんの手の平の中には、
少しほこりが付いてるけど・・・
綺麗に輝くピアス。
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あ 「これ・・・・」
忠 「もう・・・。
・・・これからは、失くさへんように、ちゃんと管理しなよ?」
あ 「っ・・・、たつぅっ・・・///」
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じわりと目に涙が滲んできて、
目の前にいる、おーくらさんの顔が涙でぼやける。
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忠 「ったく・・・、何泣いてんねn―――・・・おわっ!?」
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―――・・・ありがとう。
そして・・・これからも、ずっと大好きです。おーくらさん。
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作者名:しょこら。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chocolat/
作成日時:2013年2月8日 0時