おーくらさんと、発見。1 ページ44
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忠 「―――なぁー・・・・」
あ 「んー?」
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のんびりとしたいお昼時。
リビングのカーペットの上で、
二人並んで寝転がっている時、
おーくらさんが一言。
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忠 「そういえばさぁー・・・」
あ 「うん」
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忠 「・・・・・あの後、ピアス、見つかった?」
あ 「えっ・・・?」
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・・・あれですか。
あの伝説の、ピアス紛失事件ですか。
ピアス事件って、なんじゃらほい?という方は、
「おーくらさんと、落ちこみ。」をチェック!!←
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あ 「・・・見つかってない・・・(汗」
忠 「そうなんや・・・・。
・・・なら、しょうがないな・・・」
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残念そうに言う、おーくらさん。
・・・それも当然です。
おーくらさんが、奮発して買ってくれた、
めちゃめちゃ高いピアスなのです・・・。
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あ 「ほんと、ごめん・・・。たつ・・・」
忠 「・・・いや、別にええねんけど・・・。」
あ 「ほんとにごめんなさいっ!!」
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ばさっ、と飛び起きて、
正座をし、おーくらさんに頭を下げると、
おーくらさんも、ゆっくりと起き上がります。
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忠 「―――大丈夫やって!!
俺には、ピアスなんかより・・・Aがいてくれたら、
それで十分なんやから。」
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抱きしめられたおーくらさんの温もりを感じながらも、
頭の中は、罪悪感でいっぱいでした。
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作者名:しょこら。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chocolat/
作成日時:2013年2月8日 0時