おーくらさんと、すばるくん。5 ページ5
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忠 「―――すばるくん・・・行ってもうたなぁー・・・」
あ 「まさかほんとに拗ねて出て行くとはね。
私、そんな人見たの、すばるくんが初めてだよ・・・(汗)」
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私が嘆くように言うと、
おーくらさんの目がキラリと光ります。
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忠 「何が初めてって?」
あ 「だから・・・
拗ねて出て行く人。
すばるくんが、"初めて"って事。」
忠 「ふーん・・・・・」
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おーくらさん、
何がそんなに可笑しいのでしょうか。
何やらニヤニヤしております。
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あ 「・・・何ニヤニヤしてんのよ、気持ち悪い」
忠 「・・・いや。
純粋な女の子は、知らんでええ。(笑)」
あ 「は・・・?」
忠 「んー?(笑)」
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・・・なんですか。
なんなんですか、このもどかしい気持ちは。
複雑な心境です。←
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忠 「多分なぁー?
すばるくんなら、一発で分かりそうな事。(笑)」
あ 「・・・・・・・・・」
忠 「そら、俺も男やからー?
大体、そういう事しか考えられへん、って事。」
あ 「えっ?ちょっ、どういう意味っ!?」
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ソファーに強制的に連れて行かれ、
ゆっくり倒された私。
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忠 「―――・・・もう、限界っす。」
あ 「黙れ変態っ///!!!」
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おーくらさんがニヤニヤしていた意味が、
ようやく分かったような気がします。←
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作者名:しょこら。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chocolat/
作成日時:2013年2月8日 0時