おーくらさんと、まるやまさん。3 ページ34
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あ 「―――・・・さってと・・・」
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―――てんやわんやで時間が過ぎ、
そろそろお昼時です。
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・・・そして。
当のおーくらさん。
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忠 「グー・・・・・・」
あ 「ったく・・・・、なんで友達来てんのに寝てんのよ・・・(汗」
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マルちゃんの目も気にせずに、
ソファーを占拠して、爆睡状態です。←
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隆 「まあまあ。
たっちょんの良い所は、そういう所ですから・・・」
あ 「うーんと・・・・
それはつまり?」←
隆 「周りに流されずに、自分の意思はしっかり持ってるんですよ。
ブレない所が、良い所っていうか・・・・」
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そう言いながら、
優しい視線をおーくらさんに送るまるやまさん。
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優しいっ・・・!!
なんて優しいんだ、この人はっ・・・!!
太陽のような存在の人なんか、初めて見ましたぜぃ、旦那!!←
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あ 「なるほどー・・・・・」
隆 「・・・あっ、もしかして。
今から昼ごはん作りますかね・・・?」
あ 「ええ、まあ、そうだけど・・・・」
隆 「じゃあ僕、帰った方がええですかね・・・?」
あ 「なんで?
折角だから、ご飯食べてきなよっ。」
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私がそう言うと、
嬉しそうに頬を赤らめるまるやまさん。
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隆 「・・・・じゃあ・・・、お言葉に甘えて。」
あ 「うんっ!!
甘えまくっちゃってよ♪」
隆 「あっ、でも。
折角だし、手伝いますよ」
あ 「えっ?良いのに・・・」
隆 「ええですから。
タダで食べさせてもらうのも、なんですし」
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そうやって優しく笑うマルちゃんに、
少し胸が高鳴ったのは、
おーくらさんには内緒で。←
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作者名:しょこら。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chocolat/
作成日時:2013年2月8日 0時