おーくらさんと、すばるくん。４ ページ4
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す 「―――･･･あっ･･･、せや。」
忠 「んー？」
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思いついたように、お茶を飲む手を止め、
ジーパンのポケットをごそごそとし始めたすばるくん。
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す 「んー･････っと。
･･･あっ、あった!!!」
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少年のような輝きを持つ大きな瞳を、
こちらに向けるしぶたにさんは、
もはや小学生以外の何者でもありません。←
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す 「ほいっ。」
忠 「･･･何なん？これ･･･」
す 「ええから。･･･開いてみて？」
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そんな小学生・しぶたにさんが取り出したのは、
小さな紙切れ。
･･･IN・Shibutani'sポケット。←
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忠 「･･････ぶっ、(笑)」
あ 「えっ!?ちょっ、何っ!?」
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お先に拝見していたおーくらさん。
紙を見るなり即KO。←
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す 「笑うなやっ!!
折角、お前らのために書いてきてんで!?」
忠 「せやかてっ･･･!!
すばるくん･･･、これはアカンわ!!(笑)」
あ 「ちょっとっ･･･!!
たつだけずるいっ!!私にも見せてよっ!!」
す 「なんやねん･･･ほな俺帰るわっ!!」
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･･･急激にめちゃくちゃになった空気。
すばる少年は、ほっぺ膨らませて、
リビング出て行っちゃうし･･･
おーくらさんは、紙見て笑ってｒ―――･･･
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あ 「････ぶはっ!!(笑)」
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････おーくらさんの気持ちが、
痛い程理解できたような気がします。←
おーくらさんと、すばるくん。５→←おーくらさんと、すばるくん。３
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作者名：しょこら。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chocolat/
作成日時：2013年2月8日 0時
