おーくらさんと、なきむし。5 ページ30
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あ 「―――・・・たーつっ?
こっち向いて?」
忠 「っ・・・、なんやねn―――・・・」
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こっちに向き直った瞬間に、
私がそっと唇を重ねると、
目の前で、驚いたように目を見開くおーくらさん。
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忠 「っ―――・・・///」
あ 「・・・・私は、たつの事・・・大好きだよ?
だって・・・たつは、彼女想いだし・・・。
とっても優しいし、面白いし・・・。
それにすっごく・・・心が広いし。」
忠 「A・・・・」
あ 「こんなに良くて、大好きな彼氏・・・
私がほっとくわけないじゃん?」
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私が言うと、
再び、目にじわりと涙を浮かべるおーくらさん。
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忠 「っ・・・、Aーっ!!(泣」
あ 「よしよしっ。もう泣かないのっ!!
キラキラアイドルが、そんなみっともない顔しないっ!!」
忠 「っ・・・、うんっ・・・!!」
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手でごしごしと涙を拭いて、
いつものように笑みを見せるおーくらさん。
鼻は真っ赤だし・・・目も真っ赤だけど。
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私はやっぱり・・・・
―――・・・この笑顔が好きだ。
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忠 「―――・・・ところでさ。」
あ 「うん。」
忠 「さっきの嬉しかったから・・・
お返しに、ベッド行こう。」
あ 「黙れ変態」
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作者名:しょこら。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chocolat/
作成日時:2013年2月8日 0時