35.年齢 ページ36
A｢…え、いる？？？｣
乃木｢俺今同じこと思ってるからね？？？｣
でも確かに、私だけが乃木の写真を持ってるのは不公平…か…？
A｢…じゃあ用意しとくからそれは残そ…？｣
乃木｢ん、何枚でもいいから♡｣
A｢1枚ね｣
私はそう言って部屋を出た。
ーーー
A｢ユイちゃーん！ロッティー！｣
私は駅前にいるユイちゃんたちに手を振った。
それに気が付くと、ユイちゃんも大きく返してくれる。
A｢お父さんたちどうだった？｣
ユイ｢元気だったよ！久々にロッティに会えて嬉しそうだったし｣
ロッティ｢俺は緊張したけどな…｣
乃木｢お義父さんだもんn｣
ロッティ｢うるさい…！｣
ロッティは顔を赤くさせて乃木のことを叩いていた。
A｢ところで、外食ってどこ行くの？｣
ユイちゃんにそう聞くと、ふふっと笑ってから
ユイ｢行ってからのお楽しみ！｣
と答えた。
駅から10分くらい歩いて、ユイちゃんに｢ここだよ！｣と紹介された場所はいかにも高級そうなお店だった。
どうしよう。
A｢…ユイちゃんごめん。そんな持ってきてない…｣
ユイ｢出さなくていいよ？！お父さんが予約したお店で、お金出してくれるらしいからさ！｣
さ、さすが天塚家のお嬢様…！
A｢流石に悪いから、また今度奢らせてね…？｣
ユイ｢えぇ？！気にしなくていいのに…
僕はAちゃんと美味しく食べれたらそれでいいよ！｣
A｢…うっ…いい子…｣
ロッティ｢分かる…｣
乃木｢…一応確認なんだけど、ユイちゃんのが年上なんだよね？今のこの絵面完全に年下だけど｣
ロッティ｢？！
ユイより…下…？｣
ロッティは驚きながら私のことを見た。
そういえばロッティには年齢言ってなかったなー。
A｢高校三年生の17歳だよ〜｣
ロッティ｢17…？！！見えない…｣
それはいい意味でなのか、悪い意味でなのか。
けどロッティならいい意味だろうな、多分。
ユイ｢…しれーっと僕子供扱いされてる？
そんなことより！早く中入ろ？｣
A｢だね！｣
扉に手をかけて開けると、涼しい空気が漂ってきた。
ユイ｢予約した天塚です｣
｢天塚様ですね、お席ご案内します｣
ーーー
当初は決めてなかったAさんの年齢、17歳にさせて頂きました！
乃木より年下なのは決めてたので〜20だったのですが、とあるネタを思いつき高校生ということになりました。
高校生…青春時ですね
ーーー
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作者名：霊来 | 作成日時：2023年7月27日 4時
