悪女の取り巻きの私、前世不良です。

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〈放課後〉

お昼の時にらっだぁたちは今日風紀委員の集まりがあるらしいのであのうざい奴はいない！
まぁでも、幼馴染三人はみんな委員会や部活があって一緒に帰れないんだけどね


『よーし、早く帰ろ』


教室を出て廊下を一人で歩いて下駄箱に向かう
そして廊下の角を曲がった時


ﾄﾞﾝｯ

？「きゃあ！」

『わっ！？』


女の子とぶつかった


『あ、ごめんね？怪我ない？』


尻餅をついてしまった彼女に手を差し出して彼女を立たせる


？「あ、えと、大丈夫です」

『書類散らばっちゃったね、拾うの手伝うよ』

？「あ、ありがとうございます！」


さすがに申し訳ないので彼女が持っていたであろう床に散らばった書類を集める


『､､､よし、これで全部かな？』

？「本当にありがとうございます！あ、私橘有紗って言います！」

『あー、私は孤月A。それじゃ！』

有紗「あ、ま、待ってください！」


そう言って有紗さんは私の袖を掴んできた
いや、離して？？？私帰りたいんだけど、しかもこれよく考えたら乙女ゲーの世界らしいじゃん？
ってことはもうお前絶対ヒロインだろ！！こんな可愛い､､いや、芽依の方が可愛い､､､？かも？←

そんなことを考えていたら


？「有紗ー！」

有紗「あ、シャオちゃん！」


なんかきた。とりあえずﾀﾋんでほしい。
だってこのタイミングで来るのなんて攻略対象じゃねぇか！！絶対そうだっ！！！


？「って、誰やお前」

『なんの変哲もないモブですよ。よろしくすんな』

？「はぁ？テメェ有紗になんもしとらんよな？」

『ヤダー、スルワケナイジャナイデスカー』


これだから嫌なんだよ！！！！くっそめんどくせぇ！！
なんでちょっと話してただけで疑われんの？？？？


有紗「しゃ、シャオちゃん、その子は何もしてないよ」

？「ほんまか？」

有紗「う、うん、ちょっとぶつかっちゃったってだけで､､､」


おい、ちょっと待てお前、その言い方は


？「やっぱなんかしたんやろ！」


ほら〜、お宅の過保護な王子様(笑)が誤解したやん？？？？
帰れないやつ､､､！！！！


？「お前ついてこい」

『あ、無理』

？「ええからついてこいって！」

有紗「しゃ、シャオちゃん！！？ちょっと！」

？「有紗無理せんくてええんやで？こいつになんかされたんやろ！」


はぁ〜〜〜！！！！めんどくせぇーーーーーー！！！！！！！！！！！！！
ヒロインの話も聞けよ！！！

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