君がいれば ページ39
Aが居なくなって、昔の日常に戻った
Aがいればなって思う
朝起きた時
学校に行く前
宅配ピザを頼んだ時
寝る直前
Aならなんて言うかな？
Aがいればなって思う
何度寝ても覚めてもAはいなくて
一人ベッドで眠る
今日もあの場所で待つ
Aと初めてあったあの場所で
そうしたらまた会える気がして
「ねえあの人またいるよ？」
「誰待ってるのかな？」
「どうせ来ないのにね」
その言葉に何も言えず、結局夕方まで待って帰った
次の日
いつも通り学校に行くが、どうせ授業など聞いてないも同じ
先生「今日は転校生を紹介するぞー。入りなさい」
あっそう
どうでもいい
ガラッ
アヤメ「ねえ、あれもしかして…」
僕はチラッと転校生を見ると、その姿に驚愕した
赤い髪、赤い目
何よりAと同じ顔立ちだった
A「
声も同じ
ああ…また会えたね！A！
「美人じゃない！？」
「頭良さそう！」
「カッコいい！」
先生「刀斬の席は姫乃の隣だ。分からないことがあったら姫乃に聞いてくれ」
A「分かりました」
Aは笑顔も作らず、無表情で席に座る
アヤメ「えっと…Aちゃんだよね？」
A「私はAですが、貴方とは何処かでお会いしたことがありましたか？」
アヤメ「な、なんでもない！なんでも聞いてね！」
A「ご迷惑をおかけします」
休み時間、Aはクラスメイトに囲まれていた
「何部に入るの？」
「得意な科目は？」
「好きなタイプは！？」
A「部活は剣道部に入って、得意な科目は歴史。好きなタイプは…そうですね…普通な人でしょうか…」
「なんで敬語なの？」
A「まだ会ったばかりですので」
「気を使わなくてもいいよ！」
A「…そうか。なら、通常の口調で話させてもらう」
「きゃあああ！カッコいい！」
「ファンクラブ作ろ！」
「私入る！」
僕が見つめていると、Aと目があった
綺麗な赤い目に吸い込まれそう…
Aは首を傾げた
僕の顔が熱くなっていく
僕は急いで目をそらした
A「…」
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日依(プロフ) - はじめまして、日依と申します!アンデルさんに質問ですが、短編集を探したのですけど見つからないので消しちゃったのですか?もし人違いでしたらすいません。 (2023年1月21日 8時) (
レス) @page35 id: 9925c69d4f (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - 地炎 美羅さん» うわ！ほぼ当たってる！ (2019年4月6日 16時) (レス) id: 8be82b0ba7 (このIDを非表示/違反報告)
地炎 美羅(プロフ) - アンデルさん» 夢主が思い出して妖怪になるのは当たってたけどまさか100年後を書くとは？！ (2019年4月6日 15時) (レス) id: 58dbd0a658 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - 地炎 美羅さん» ええ！？分かっちゃったんですか！？ (2019年4月6日 14時) (レス) id: 8be82b0ba7 (このIDを非表示/違反報告)
地炎 美羅(プロフ) - アンデルさん» 何となく分かりました…あっているのか不安ですが… (2019年4月6日 14時) (レス) id: 58dbd0a658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アンデル | 作成日時：2019年3月23日 22時
