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太宰治 ページ10

結局いいお店は見つからず中也さんにも怒られ散々な結果になったのだがその数日後また懲りもせずあの時通った道を通っていたりする。

「あの後散々だったな…」

なんてぼやきながらそんなぼやきにも不審な顔せずただ無関心な表情で周りを歩いて行く人混みをぼうっと少し立ち止まりながら眺める。嗚呼ホントこう言う平穏ってさ、虫酸が走る、なんて思いながら何事もないような顔で再び足を進める。

今日もまたいつも通り似たような日常だな、なんて感じながらどこに行くでもなくフラフラと歩いているとトントンっと肩を叩かれた。

「やぁ!何してるの?こんなところで」

振り返ればそう言ってニコニコと愛想のいい笑顔を浮かべる綺麗な顔をした包帯を巻いた男、太宰治がいて少し目を開く、そしてすぐに戻し僕も愛想笑いを貼り付けた。

「えっと、前ぶつかった人のお連れさん、でしたよね?」

ここで名前が分かっていたら不自然だと思いながら顔見知りにも満たない関係で話を進める。にしてもなんで太宰がここに?そして何の用だ?と思いながらコートのポケットに両手を突っ込む。

するとそんな僕の態度も気にしていないかのように今だ笑顔を浮かべる太宰が口を開いた。

「お連れさんとは失礼だな、私は太宰治という名前があるのだよ」

なんて1つも失礼とは思っていなさそうな声で表情でいいまた__

「君の名前はなんて言うのだい?」

なんてニッコリと笑っていた目を開き酷く冷めた早く答えろという目で僕を見るのだ。

__________________________________________
クソみたいに意味がわからないものになった…、どうにか繋いでね❤

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ちしゃ肉 - 読んでて楽しいです!続きまってます! (2017年3月27日 21時) (レス) id: bacc85789b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クラマ 朧月夜 x他1人 | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2016年11月13日 16時

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