知ってしまう前に見られた世界 ページ4
「ひっ」
っと情けない声を上げる友人…
否、裏切り者かな?
最近裏切り者の処理ばっかりやってる
「たっ助けて!!わ…私は悪くないのよ…!!」
「へぇ〜………だから?」
「ひっ…!!!!!」
パァン
路地に響く銃声
それと同時に倒れる裏切り者
「うん♪完了完了♪」
早く帰りたいな〜
そんな事を思いながら後ろをむくと
「あれ?」
「ひぃ…!!」
みすぼらしい服を着た白髪の青年
どうやら殺しの場面を見て腰を抜かしたらしい
「君大丈夫?立てる?」
「ひっ!?へ?あっあの!!逃げてください!!!!!」
あれれ…
言葉のキャッチボール……
「なんで逃げるの?」
「もうすぐここにあいつが!!」
「いやアイツって誰?」
薄暗い路地で頼りになるのは月の光だけ
ろくに青年の顔すら見えない
「あのね〜君h((グルル……え?」
必死に目を凝らすと青白い光に包まれ徐々に姿を変えていく青年
「まさか…こいつ……」
「ガルルル……ガァァァァ!!!!!」
「……人虎やね♪」
ラッキー
でも…今は捕まえない
捕まえたらやつがれ君に殺されそう
「グァァァァ!!!!!!!」
「ごめんけどまたね♪
異能力 [狐の嫁入り]」
人虎に火の玉を一瞬見せる
すると崩れるように眠りにつく人虎
虎から人へと戻る
「まぁ今は一時的だけど楽しい夢を見なさいな♪」
寝ている人虎にそう言い放つと
僕は夜のヨコハマの闇へと姿を消した
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いきなり友人とか言うからビビるわ雅!!!!!!!
next雅
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ちしゃ肉 - 読んでて楽しいです!続きまってます! (2017年3月27日 21時) (レス) id: bacc85789b (このIDを非表示/違反報告)
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