“ My Cinderella girl 2 ” (ページ10)

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Episode60 ページ10

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Ren side

まーーーおもしろくない。
まだ鍋の準備の段階やけどな。

｢廉てわかりやすいね。｣

｢廉はわかりやすいよ。｣

いや紫音とジンいつの間に仲良なってんねん。
んで2人揃って俺がわかりやすいってなんやねん。

｢今料理できないこと後悔してるでしょ。(笑)｣

｢はぁ！料理できひんのは紫音もやんけ！｣

｢分かりやすいし、素直じゃないね〜〜(笑)｣

こいつジンと顔見合せてニヤニヤしてるしな。
しかも図星やから結構腹立つ。

いやだってキッチン見てみ？？

岸さんとAがめっちゃ楽しそうにしとんで？
2人並んで具材切ってるし…。
料理できる男の方がかっこええやん普通に。
まあ岸さんそんなめっちゃ上手い訳ちゃうけど。(笑)

｢顔〜顔顔〜。顔に出てるよ〜。｣

｢ちょうるさい。(笑)2人を見てるだけやんけ。｣

｢そんなおもんなそうな顔で見るかね〜？｣

｢はあ？紫音こそどうやねん。岸さんのうちわコンサートで持ってたやん。｣

｢だって可愛いじゃん。恋愛対象では無いね。Aに対する廉みたいに。｣

はぁ？？？？？？
いつこいつにバレてたん？？

｢え、ジン言うたん？｣

｢言ってないよ。てか誰から見ても分かるよ。(笑)｣

｢うそやろ！？｣

紫音とジンがうんうんって頷いとるし。

｢絶対Aには言うなよ。｣

あーーーーー俺が料理できたらなぁ！！！

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