“ My Cinderella girl 2 ”

Episode77 ページ27

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クリスマスももう来週。



街を彩るクリスマスカラー。
聞こえてくるのはやっぱりクリスマスソング。



街ゆく人達もどこか幸せそうに見える。
私もその中の1人だったりして？(笑)



廉にクリスマスプレゼントを買おう。
せっかく誘ってくれたんだもん。
でも廉ってセンスいいからなあ。
それに高価なものもいっぱい持ってる。
喜んで貰えるものを選べるかとっても不安だ。



わ！これいいかも！



悩むことなくお会計を済ませて店を出た。
選んだのは小さなサボテン。



前に廉の家で鍋パしたとき観葉植物あったんだよね。
それに高価なものはいくらでも自分で買えるでしょ？
サボテンはこれから育てて行かなきゃ行けないもん。



それにこれを見る度に私の事思い出すでしょ？



なんちゃってね。(笑)
早く家にかーえろっと。






…こんなに幸せだったのにね。
頭を鈍器で殴られたみたいな衝撃を受けた。



廉の家の前に女の子が立ってるんだもん。



この子…知ってる。
めちゃくちゃ人気なアイドルグループの子でしょ？
確か…リナちゃん？



私の存在に気付くと、彼女はニコッと会釈した。



…どういうこと？



震える手で鍵を開け、玄関に座り込んだ。
心臓がどきどきして、冷や汗が出る。







…1人で舞い上がって私バカみたい。



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