土方組の新しい主 【刀剣乱舞】

三十一 ページ31

今村「A様！起きてください！」


『ん？んん。起きてる、生きてるから。』


今村「お見合い今日ですよ！！」


『おみあっ…あぁ！忘れてた！やばい！飛鳥、服！』


今村「こちらです！あと1時間しか無いですよ！」


『和泉守たちは？』


今村「呼んで来ましょうか？」


『見栄えがいいように色々しといて』


今村「かしこまりました！！」

〜数時間後〜

若村「お嬢様、出掛けるお時間です」


『よっし！準備おっけー！行こうか！』


〜到着〜

執事「待って降りました。さぁ中へ旦那様、坊ちゃまがお待ちです。」


若村「到着致しました。土方でございます。」


綾辻「入りたまえ。ってか、入って良いぞ。」


若村「はい。失礼いたします。」


綾辻「さぁさぁ、座って。遠い所だったでしょう！」


父親「いえいえとんでもない。今日は宜しくお願いします。」


綾辻「じゃぁ、自己紹介しよか！ほれ、お前からやりぃ」


徹「はい、お父上。はじめまして、綾辻徹と申します。Aさん。宜しくお願いします。」


『土方Aでございます。私の後ろに控えておりますのは、祖先の愛刀でございます。…グイ…』


和泉「兼定派の打刀、和泉守兼定と申します。」


堀川「国広派脇差の堀川国広です。以後お見知り置きを。」


徹「ふむ、美しい。噂には聞いていたがこんなにも美しいなんて。Aさん！是非！この僕とご結婚を‼︎」


『まだ、気がお速いんじゃ無いでしょうか？まずは、お互いの事を知ってから…』


徹「そうですね！何でも聞いて下さい！何でも答えますから！」


『そうですか…えぇっと…』


徹「それじゃぁ、Aさんのタイプの男性はどのようなお方なのですか！」


『優しくて、カッコ良くて、何言っても怒らない方ですかね？』


徹「そうですか。僕はどう見えますか？」


『元気でイケメンだなぁ〜っと、それと、好きな食べ物は？』


徹「小豆が好きですかね。程よい甘さと言い食感と言い…」


『そうですか。お年はいくつでしたっけ？』


徹「今は、19で、今年20になりますAさんは？」


『今は、18です。一つ下ですね。』


徹「僕の家の職業についてどうお考えで？」


『偉いお方だとはお聞きしましたですが、見かけでは分かりませんね』


徹「そうですか。それは良かったです。相手に威圧をかけそうで怖いんですよ…」


『そう言うの気になりませんよ私は。』

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燭台切光忠

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