＿＿＿＿＿＿＿＿ センラside(2) ページ16
センラside
Aが楽屋招待に当たっていたのは本当で、1番最後に楽屋に入ってきた
気にしていないふりをしてお得意の営業スマイルで歓迎の言葉を並べた
Aはずっと下の方を向いていて一切俺の方を見なかった
Aはライブの話になっても下を向いていて
誰とも、俺以外のメンバーとも顔を合わせなかった
楽屋招待も残り時間5分くらいになったから、もうこのまま話さへんのかなって思ってたら、
俺のリスナーであろう桜ちゃんが
桜「あの！良かったら、一対一でお話させてくただくことって出来ますか！？」
と聞いた。多分俺と話したいとかやろうと思うけど、メンバーの中では動揺が走った
う「でも、一対一なら俺の相手いないからさー」
とうらたんがうまく逃げようとして、俺らもほっと一息をついて
「そうやなー」とか同意の声を上げていたら
『あの！私、こたぬきなのでちょうど合うと思うんですけど...』
セ「は？」
俺はそのAの言葉が信じられへんかった。
俺は「なんでや」という気持ちでAを見つめた
でも、やっぱりAはこっちを見らんかった
坂「やったら、一対一でお話ししよかー」
坂田がこの居心地の悪い空気を変えてあげようとしてくれたのは分かったけど、
俺はまだ、Aの事を見つめるしか出来なくて、
桜ちゃんがたくさん話をしてくれている時も俺は上の空ってバレへんように、適当な相槌で返した
うらたんと話すAを見たその時、凄く醜い感情が湧き上がってきて
「嫉妬」「ひがみ」「恨み」
どの感情もすんなりと体の中に入ってきて、驚いた
自分がこんなにも黒くて強欲な人間だったなんて知らなかった
俺なんかとAが一緒に居ても＿＿＿＿＿＿＿＿
桜「センラさーん？聞いてますー？」
セ「...あぁ、ごめんなぁ」
5分というのはこんなにも長くて短いものだったっけ、
こんなにも近くに
同じ部屋におるはずなのに、
今は何故か
Aが
すごく遠く感じた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
皆さんこんにちは、くもり。と申します
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なっとう - くもり。さん» こちらこそ返信ありがとうございます！わわわ！それは嬉しいです...！見ます見ます！楽しみにしてます！全然大丈夫ですよー！ (2018年12月3日 23時) (
レス) id: 8f0e382711 (このIDを非表示/違反報告)
くもり。(プロフ) - なっとうさん» なっとう さん ありがとうございます(*´ω`*)ストーリーを褒めてもらって嬉しいです。(本音を言うと初コメで舞い上がってますw)なっとう さんのコメントで頑張れる気がします！明日も投稿するので是非見てくださいね(´∀`)夜分遅くに失礼しました。 (2018年12月3日 0時) (レス) id: b7a614b1a7 (このIDを非表示/違反報告)
なっとう - コメント失礼します！ストーリーがすごく好きです...ここからどうなるのか！？楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (2018年12月2日 17時) (レス) id: 8f0e382711 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くもり。 | 作成日時：2018年11月14日 22時
