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首輪爆弾を付けられた降谷は一瞬焦った表情を浮かべたが、それは直ぐに笑みに変わる
数秒後、爆発したのはヘリコプターの後部座席だった
機体がぐらつき、何が起こったか分からないプラーミャは手すりにしがみついて降谷の方を見た
「こんなこともあろうかと、君からの贈り物は返しておいたよ」
首に巻かれた首輪爆弾をむしり取り、夜空に浮かぶ満月に向かって放り投げる
外した首輪爆弾は、空中でバラバラになった
降谷がしていた首輪爆弾はダミーだったのだ
「僕
降谷は、前日の出来事を思い出しながらフッと笑った
《よぉ、ゼロ》
前日の夜、地下シェルターを尋ねてきたのは松田だった
急な訪問に、降谷は不思議に思った
《どうしてここに来たんだ？》
《公安様に伝えておきたいことがあんだよ》
《伝えておきたいこと？》
《その首輪爆弾の解除法がわかったんだ》
その言葉に、降谷は驚いた
しかし、同時に新たな疑問が生まれた
《なぜ首輪爆弾のことを知っている？》
《仕方ねぇだろ、こっちも同じ状況なんだよ》
そう言って首元のマフラーを取ると、何故かそこには降谷と同じ首輪爆弾が着いていた
着込んでいたのは周りから爆弾が見えないようにするためだったのだ
《そーゆーわけだ。ま、この後工具とか持ってきてくれるらしいからすぐに外してやるよ》
《…すまない》
その言葉通り、松田は降谷が全く解析できなかった爆弾をほんの数分で解体してしまった
改めて親友の技術を認識した降谷は、最後にシェルターに松田を残して液体の中和を任せてきたのだ
今頃シェルターでは疲れ果てた松田が眠っているだろう
「降谷ｯ!!」
怒りをあらわにしたプラーミャは煙を出しながら飛ぶヘリコプターから降谷を睨みつける
ヘリコプターの風で帽子が飛んでいき、降谷はフラフラと飛ぶヘリコプターへ向かって走り出した
「下で待っててくれ！」
「安室さん！」
降谷は屋上の縁から大きく飛ぶと、墜落するヘリコプターに捕まって中に乗り込んだ
「ゼロ！」
『2人とも、大丈夫？』
「あ、ああ、オレはな…って、サクラこそ大丈夫か!?」
諸伏は都の腕を掴む
1度開いた傷は塞がらず、今も血が流れ出ていた
『ちょっとヤバいかも…止血手伝って』
「ああ---」
その時、ようやく扉を突破した佐藤と高木がヘリポートへ上がってきた
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夜矢七星(プロフ) - うたプリ大好き?さん» すみません💦ほかの話を公開した後に気づいたので全体公開にしておきました (6月10日 21時) (
レス) id: fa744514d9 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 桜雲のその上に ４【名探偵コナン】 - パスワード認証になっていますが公開はされないのでしょうか? (6月2日 23時) (レス) @page50 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
NahoshiYoruya - 架印�靴気�» ぎゃぁぁ本当ですねすみません！多分公開設定間違えました…直ぐに直してきます (2022年6月14日 7時) (レス) id: fa744514d9 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - すみません、気になる点があって…。129話が抜けているのか、128話から130話に数字が飛んだだけかと思って読んだら、ホテルのチャペルからいきなり屋上のヘリポートでのやり取りになっていて話が飛んでいるように感じたのですが。 (2022年6月13日 23時) (レス) @page29 id: 74119bec9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜矢七星 | 作成日時：2022年6月10日 7時
