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No side
緊迫した空気が漂う中、村中夫妻の結婚式が始まった
満面の笑みの村中に対して、クリスティーヌは暗く沈んだ顔をしている
祭壇には神父がたっているだけで、参列席には誰もいない
2人だけの結婚式だ
しかし、至る所に刑事が隠れていた
目暮と伊達は参列席の柱の影
高木と佐藤は祭壇の柱の影
萩原は祭壇の裏
チャペルの外には紬を含む数名の公安警察
そして神父は変装した白鳥だ
刑事たちが見守る中、神父が挨拶をし、2人は賛美歌を斉唱する
式は順調に進行していき、誓いの言葉を経て指輪の交換となった
「それでは、指輪の交換を」
村中がクリスティーヌの手を取り、指輪をはめようとする
「おい、どうした!?」
突然、目暮の慌てた声が響いた
村中とクリスティーヌがハッと顔を上げる
目暮は警備室と繋がっている無線機に話しかけていたが、通信障害のせいでよく聞こえない
「プラーミャ！覚悟しろ！」
突然チャペルの扉が勢いよく開いてコナンを人質に取ったエレニカ達が突撃してきた
左右で見守っていた佐藤と高木、伊達が新郎新婦の前に飛び出し、白鳥もカツラを取る
「動くな！子供の頭が吹き飛ぶぞ！」
「コナン君！」
「銃を捨てろ」
エレニカに言われて、佐藤と高木は歯噛みしながら銃を捨てた
「…こんなことをして、どういうつもりだ」
「プラーミャの正体がわかった」
「なんだって!?」
エレニカは祭壇の前まで歩いていき、佐藤と高木にそこをどくように指示を出す
目暮には後ろの扉を閉めて鍵を閉めるように指示を出し、何も出来ない3人は渋々従う
「手を上げろ、プラーミャ」
「なっ!?」
彼女は村中に銃口を向けた
村中は大きく目を見開き、後ろにいたクリスティーヌは「あなたが、犯人…？」と恐怖で震えていた
「違う！どうして自分で自分に脅迫状を送り付けなきゃいけないんだ！」
「動くな！」
ドミトリーが空砲を発泡し、エレニカが照準を合わせる
「新郎新婦2人ともだ。早く両手をあげるんだ」
その言葉通り、村中はゆっくりと手を上げた
しかし、クリスティーヌは俯いたまま動かない
「どうした、花嫁。お前も手を上げるんだ！」
「ま、待ってくれ！彼女は3年前に負った交通事故の後遺症で右肩が上がらないんだ！」
「交通事故？」
エレニカはフッと鼻で笑った
「3年前、日本の警察に銃で撃たれたせいで右肩が上がらないんだろ？なぁ、クリスティーヌ･リシャール。いや、プラーミャ！」
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夜矢七星(プロフ) - うたプリ大好き?さん» すみません💦ほかの話を公開した後に気づいたので全体公開にしておきました (6月10日 21時) (
レス) id: fa744514d9 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 桜雲のその上に ４【名探偵コナン】 - パスワード認証になっていますが公開はされないのでしょうか? (6月2日 23時) (レス) @page50 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
NahoshiYoruya - 架印�靴気�» ぎゃぁぁ本当ですねすみません！多分公開設定間違えました…直ぐに直してきます (2022年6月14日 7時) (レス) id: fa744514d9 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - すみません、気になる点があって…。129話が抜けているのか、128話から130話に数字が飛んだだけかと思って読んだら、ホテルのチャペルからいきなり屋上のヘリポートでのやり取りになっていて話が飛んでいるように感じたのですが。 (2022年6月13日 23時) (レス) @page29 id: 74119bec9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜矢七星 | 作成日時：2022年6月10日 7時
