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大通りの上空を彩る大量のかぼちゃランタンを見つめながら、私はとある人物に連絡を入れた
［もしもし？］
『私よ、コナン君』
［え、紬お姉さん！］
電話の相手はコナン君だ
［急にどうしたの？ってか、今病院じゃないの!?］
『色々あって抜け出してきたのよ。それで、コナン君に伝えたいことがあって』
［伝えたいこと？］
『さっきエレニカさんと会ったのよ。取引をしたの』
［エレニカさんと!?］
コナン君の驚く声に、『そう』と返す
『どうやら私は例の爆弾魔と深い関わりがあるみたいでね。向こうの作戦に協力する代わりにあちらが持っている奴に関する全ての情報を貰うことになったの』
［へぇ…］
『こっちに情報が入り次第、コナン君にも伝えるね』
［だって、結広さん］
『は？』
なぜここで彼の名前が出てくるのか
電話の相手はコナン君だけじゃないのか---
［やぁサクラ］
『ゆ、結広…』
普通に居たわ、そういうことなら先に言ってよコナン君!!
［なんだか楽しそうだね、オレにもその情報教えてよ］
『ｱｯいや、それはですね…』
電話越しでも伝わる圧
これは怒ってらっしゃる
絶対にガチギレしてる…
［わざわざ病院抜け出してでも手に入れる価値があるんだよね］
『ちょっと待って、ゼロはこのこと知ってる？』
［そりゃあもうキラッキラの笑顔だったよ］
『マジか…』
ここまで来たら言い逃れは出来ないな…
『教えるからもうしばらく自由行動させて』
［内容にもよるね］
『失礼しました、命だけはお願いします』
電話越しに聞こえるコナン君の焦った声に、ふぅ、と息を吐き出すと口を開いた
『ナーダ･ウニチトージティのメンバーであるエレニカという女性と接触した。明日、プラーミャ確保に動くらしい』
［なるほど］
『詳しいことはまた明日連絡が来る。だからそれまでは病院に戻れない。1度約束した以上、明日の作戦に参加出来なかったら情報も降りてこないだろうし、私達も何をされるか分からない』
［そういう事か。でもだからといって病院に戻らない口実にはならないと思うなぁ］
『そこをなんとか…』
公安だからちょっと弄ればいいでしょ、とお願いする
結広はしばらく考えたあと、「わかったよ」と苦笑した
『あと、やっぱ徒歩だと移動に時間かかるから車回して欲しい』
［仕方ないなぁ、現在地は？］
現在地を伝えると、「すぐ行くから待ってて」と返事して通話が切れた
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夜矢七星(プロフ) - うたプリ大好き?さん» すみません💦ほかの話を公開した後に気づいたので全体公開にしておきました (6月10日 21時) (
レス) id: fa744514d9 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 桜雲のその上に ４【名探偵コナン】 - パスワード認証になっていますが公開はされないのでしょうか? (6月2日 23時) (レス) @page50 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
NahoshiYoruya - 架印�靴気�» ぎゃぁぁ本当ですねすみません！多分公開設定間違えました…直ぐに直してきます (2022年6月14日 7時) (レス) id: fa744514d9 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - すみません、気になる点があって…。129話が抜けているのか、128話から130話に数字が飛んだだけかと思って読んだら、ホテルのチャペルからいきなり屋上のヘリポートでのやり取りになっていて話が飛んでいるように感じたのですが。 (2022年6月13日 23時) (レス) @page29 id: 74119bec9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜矢七星 | 作成日時：2022年6月10日 7時
