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No side
「た、高木さん!?」
地下貯水槽に拘束されていた千葉は、目の前の人物に驚いて声を上げた
「高木…？」
「だって、声が高木さんだし…」
「バカ、千葉！」
高木が呼びかけても時すでに遅し、後ろにいたドミトリーが頭に銃を突きつけた
自分たちが騙されたとわかった女---エレニカと、その同志のグリゴーリーは怒りでワナワナと震えている
〔おのれ…！〕
〔舐めやがって！〕
「警察だ！全員そこを動くな！」
頭上からしたのは、佐藤を含めた刑事たちだった
怒りで高木を押し倒したドミトリーの顔面に、コナンが蹴ったジャック・オー・ランタンの被り物が当たった
グリゴーリーが銃を構えるが、エレニカの命令によって1度退避することになった
上で見守っていた大勢の外国人も退避を開始し、照明が落とされた地下貯水槽は暗闇に包まれる
エレニカは最後にコナンに一言告げると、他の仲間と同じく地下貯水槽を後にした
〔エレニカ！〕
〔こっちよ！〕
くらい貯水槽の出口から仲間が呼ぶ声を頼りに、扉を開ける
〔みんな、無事？〕
〔えぇ、何とかね〕
〔ここも危ない、1度街に戻って人混みに紛れるぞ〕
仲間の提案にエレニカは頷く
歩き出そうとした彼女は、立ち止まった
〔おい、どうした？〕
〔…そこにいるのは誰だ〕
エレニカが低い声でそう言うと、彼女の耳元で銃のセーフティを外す音がした
〔あなた達は何なの〕
〔それはこちらのセリフだな。警察じゃないのに何故銃を持っている〕
エレニカがちらりと視線をやると、パーカーのフードを被った紬がエレニカの頭に向かって銃を構えていた
〔エレニカｯ〕
〔私のことは気にするな、先に出てろ〕
彼女の命令に、残っていた仲間は渋々進んで行った
くらい通路には、2人しか残っていない
〔さて、先程の質問に答えてもらおうか〕
〔銃は入口で見張っていたお仲間の物を拝借したの。随分と不用心ね、爆睡していたのよ？〕
フッと笑みを零すと、エレニカの表情が険しくなる
〔私は佐倉都。私を呼びつけなのはあなた達でしょ？〕
サクラミヤコ---その名前にエレニカが反応する
〔…詳しいことは外で話す。着いてこい〕
〔…そう。わかった〕
紬は銃を仕舞い、駆け出したエレニカに続いて地上へと向かった
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夜矢七星(プロフ) - うたプリ大好き?さん» すみません💦ほかの話を公開した後に気づいたので全体公開にしておきました (6月10日 21時) (
レス) id: fa744514d9 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 桜雲のその上に ４【名探偵コナン】 - パスワード認証になっていますが公開はされないのでしょうか? (6月2日 23時) (レス) @page50 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
NahoshiYoruya - 架印�靴気�» ぎゃぁぁ本当ですねすみません！多分公開設定間違えました…直ぐに直してきます (2022年6月14日 7時) (レス) id: fa744514d9 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - すみません、気になる点があって…。129話が抜けているのか、128話から130話に数字が飛んだだけかと思って読んだら、ホテルのチャペルからいきなり屋上のヘリポートでのやり取りになっていて話が飛んでいるように感じたのですが。 (2022年6月13日 23時) (レス) @page29 id: 74119bec9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜矢七星 | 作成日時：2022年6月10日 7時
