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「連れてきたで〜」
「え、なに、俺なにすればええん？
あ、Aちゃん」
『大先生、おねがいがあります！』
「ん、なんや？僕にできることならなんでも言ってな」
『じゃあ＿＿＿猫になって、それで私の抱き枕になってください！』
意を決してそう告げると一瞬ぽかんと何を言われているのか分からない、と言いたげな顔をしたあと、圧に気圧されたように、「え、ええよ」と口に出した。
「そのかわり終わったらなんでもしてくれる？」
『うん、なんでもする！！！』
「言うたな？マンちゃんも今聞いたやろ？」
「めぅ......大先生もよくやるわホンマ」
じゃ、ほないくでぇ、と言い残し藍色の毛の猫になった大先生。みゃあ、と言いながら私に擦り寄ってくる。
頭をちょい、と撫でてやると喉からゴロゴロと音を出した。
そっと掬いあげ、胸の辺りで抱きしめてそのままソファにねころがる。
とく、とく、と小さな体でしっかり鼓動を刻んでいるのが分かって、それで体温が暖かくて、次第に瞼が重くなってくる。
腕の中の大先生が目を細めて、にゃあーと言いながら私に体を預けたような.....そんな気がした。
瞼が閉じきる寸前、体にブランケットがかけられる感触がして、それを最後に意識は途切れた。
「(うわめっちゃ柔らかいやん.....女の子や......残念だったなロボロ、お前の代わりにAちゃんの抱き枕の役は貰った！！)」
「(大先生あれ絶対当たっとるやろ.....あー、ええな、めっちゃ役得めぅ。てかエミさん遅くね？)」
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ん？今何でもするって言ったよね？(このセリフが言いたかったがために書いたと言っても過言)
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双雲銀(プロフ) - はくやさん» 二章完結までにここまで進めたかったからですね…なんでもっと計画的にやれなかったんでしょうかね…。はい、続編も是非お願い致します！ (2021年8月30日 22時) (
レス) id: 10dba7cb9a (このIDを非表示/違反報告)
双雲銀(プロフ) - 羽具さん» ありがとうございます…！ゆっくりにはなってしまいますが、第三章もどうかよろしくお願い致します！！ (2021年8月30日 22時) (レス) id: 10dba7cb9a (このIDを非表示/違反報告)
はくや - 結構急展開なってる！？続編楽しみにしてます！ (2021年8月27日 9時) (レス) id: b44a4212c3 (このIDを非表示/違反報告)
羽具(プロフ) - 楽しみすぎる…!!!更新楽しみにしています！頑張ってください！！！ (2021年8月25日 21時) (レス) id: a3fd2bf9c9 (このIDを非表示/違反報告)
双雲銀(プロフ) - 玉さん» 誤字失礼しました。見に余る光栄で、となっておりますが正しくは身に余る光栄で、です。ご迷惑をおかけしました。 (2021年8月18日 21時) (レス) id: 10dba7cb9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：双雲銀太 | 作成日時：2021年7月21日 16時
