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夜。
昼間の出来事が衝撃的すぎて(特にぴくとが一般人じゃなかったという点)色々考えているうちに目が冴えてしまったらしく、眠れなくて天井と見つめあった。
布団を被ってみても暑苦しくなるだけで意味を成すことが出来ず、そういえばホットミルクを飲んだら眠れると本に書いてあったな、と思い出しみんなに考慮して電気をつけず暗闇の中手探りでリビングに向かった。
ぱちん。
電気をつけると暗闇になれた目が悲鳴をあげる。
うぅー、と目を擦ってなんとか乗り切り、冷蔵庫を開け、牛乳を取り出す。
牛の獣人の方には本当に頭が上がらない、私だったらあんなこと.....絶対に無理だ。
電子レンジを使って、カップに注いだ牛乳を温める。電子レンジの中でくるくる回るカップを眺めていると、少しうとうとしてきた。
温め終わったよ、と電子音が伝えてくれて、寝惚けてか素手でつかもうとして小さく悲鳴をあげる。
ばかばかばか、めっちゃ熱いし痛い、どうしよう
「！！！大丈夫か！？」
聞こえたのは焦ったショッピの声
ヘルメットを外してラフな格好をしているショッピはもう完全に睡眠モードに入っているだろう。少し申し訳なく思いつつ、すぐ冷やせば大丈夫になるから、と伝える。
「ホットミルク、っスか。熱かったでしょう、持ちますよ。」
『ショッピ、あの、』
「.....なんスか」
涙が出そうになる。
中学二年の頃からだろうか。
ショッピが他人行儀になり始めた。
敬語から始まり、今はあまり顔を合わせてくれない。それがとても悲しくて、当時1番ショッピに懐いていたと言っても過言じゃない故に他の人に原因を半泣きで聞きまくった。
他の人は言った。
「あいつは小さい子が好きやから、小さいのままのAが好きなんや。」
ショッピとまた笑って話したい。
今なら叶えられる気がする、寝惚けた頭で考えたことだと言い訳して、望みをそのまま口に出した。
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双雲銀(プロフ) - はくやさん» 二章完結までにここまで進めたかったからですね…なんでもっと計画的にやれなかったんでしょうかね…。はい、続編も是非お願い致します！ (2021年8月30日 22時) (
レス) id: 10dba7cb9a (このIDを非表示/違反報告)
双雲銀(プロフ) - 羽具さん» ありがとうございます…！ゆっくりにはなってしまいますが、第三章もどうかよろしくお願い致します！！ (2021年8月30日 22時) (レス) id: 10dba7cb9a (このIDを非表示/違反報告)
はくや - 結構急展開なってる！？続編楽しみにしてます！ (2021年8月27日 9時) (レス) id: b44a4212c3 (このIDを非表示/違反報告)
羽具(プロフ) - 楽しみすぎる…!!!更新楽しみにしています！頑張ってください！！！ (2021年8月25日 21時) (レス) id: a3fd2bf9c9 (このIDを非表示/違反報告)
双雲銀(プロフ) - 玉さん» 誤字失礼しました。見に余る光栄で、となっておりますが正しくは身に余る光栄で、です。ご迷惑をおかけしました。 (2021年8月18日 21時) (レス) id: 10dba7cb9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：双雲銀太 | 作成日時：2021年7月21日 16時
