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※ぐーちゃんの性格捏造入ります
部屋から出てきょろきょろと周りを見渡し、あの子を探す。
右側真っ直ぐ、数メートル先を素早く駆けていくのを捉えると、私の足も動き出す。
今になってやっと忠告のことを思い出した、が
『あっ、待って！！』
猫族の子は私の気持ちなんて察してくれなくて、1度立ち止まりこちらを一瞥したかと思うとすたすたと進み出してしまう。
見失わないよう、一生懸命に走るが、人間の体力なぞたかが知れている。
すぐに息が上がり、足元がおぼつかなくなり、意識が飛びそうになる。
いやどんだけだよ、と思われるかもしれないが自分の力以上に全力疾走を長時間しようとするとこうなる。それでも走るのをやめないのを褒めて欲しい。
そして努力の甲斐あってか、突き当たりに追い込むことが出来た。
『無駄な抵抗をやめて手を上げなさい！お前は完全に包囲されている！』
「いやまだ包囲はされてねーし。てかめっちゃ息上がってるじゃん、大丈夫？」
『え、あ、シャベッタアアアア！！！』
「うっさ...」
突然猫族の子が獣人化し、ロボロより少し低いくらいの背の少年の姿になる。
嫌悪感が顔にバッチリ現れていて、少し、少しだけ傷ついた。
『しょ、少年！君の名は？』
「....しょうねんじゃねーし、僕は...主人にはぐーちゃんと呼ばれている。宜しくな、客人」
『主人？客人？って私のこと？』
「あー、えっと、主人はぴくとさんのことで、客人ってのはそのまんま。何を勘違いして追いかけてきたのか知らないけど、僕は一応ここに住んでる。」
自分のとんでもない勘違いになんだか穴があったら入りたい気分になった。恥ずかしい。
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双雲銀(プロフ) - はくやさん» 二章完結までにここまで進めたかったからですね…なんでもっと計画的にやれなかったんでしょうかね…。はい、続編も是非お願い致します！ (2021年8月30日 22時) (
レス) id: 10dba7cb9a (このIDを非表示/違反報告)
双雲銀(プロフ) - 羽具さん» ありがとうございます…！ゆっくりにはなってしまいますが、第三章もどうかよろしくお願い致します！！ (2021年8月30日 22時) (レス) id: 10dba7cb9a (このIDを非表示/違反報告)
はくや - 結構急展開なってる！？続編楽しみにしてます！ (2021年8月27日 9時) (レス) id: b44a4212c3 (このIDを非表示/違反報告)
羽具(プロフ) - 楽しみすぎる…!!!更新楽しみにしています！頑張ってください！！！ (2021年8月25日 21時) (レス) id: a3fd2bf9c9 (このIDを非表示/違反報告)
双雲銀(プロフ) - 玉さん» 誤字失礼しました。見に余る光栄で、となっておりますが正しくは身に余る光栄で、です。ご迷惑をおかけしました。 (2021年8月18日 21時) (レス) id: 10dba7cb9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：双雲銀太 | 作成日時：2021年7月21日 16時
