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客室らしき部屋に通され、ソファーに座らせてもらい、やっと落ち着いた。
ああ、今日はなんだか色々なことがおきすぎな気がする。
さあ、今すぐ話せと言う意を込めぴくとを見つめると困ったとでもいうように頭を搔いた。
「じゃあ、今から事情を説明..しようと思ったんだけど、生憎先客が居るんだよなー。ちょっと此処で待っててくれない？」
避難するような視線を浴びせると、いやほんと、ごめんて。と視線を逸らしながら言う。
急いでいたのか必死なことだけを言い残すとすぐに部屋から出ていってしまった
それこそ、止める間もなく。
1つ執拗い程言われたことが“部屋から出るな”。
命の保証はできない、と。
いやぁ、恐ろしい世界だなあ。
呑気に窓の外を眺めていると、にゃあ、と声がした。
え、と思って声がした方向をみるとふわふわの毛並みの小さい猫族の子が.....
腹の当たりが白くて、頭の後ろと背中が灰色っぽい色をしている。
『あれ、君どこから来たの。名前は？おうち帰れる？』
しゃがみこんで目線を合わせ、背中を撫でながら聞くとんにゃー、と一声、前足を使って器用に扉を開き、部屋の外へ出ていってしまった。
あれは大丈夫なのだろうか。
どこかから来たアンサツシャだったり...？
背筋がどっと冷えたのを感じた。
何かあったら、私のせいだ。
“部屋から出るな”という忠告も忘れ、脱走した猫族の子を追いかけた。
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双雲銀(プロフ) - はくやさん» 二章完結までにここまで進めたかったからですね…なんでもっと計画的にやれなかったんでしょうかね…。はい、続編も是非お願い致します！ (2021年8月30日 22時) (
レス) id: 10dba7cb9a (このIDを非表示/違反報告)
双雲銀(プロフ) - 羽具さん» ありがとうございます…！ゆっくりにはなってしまいますが、第三章もどうかよろしくお願い致します！！ (2021年8月30日 22時) (レス) id: 10dba7cb9a (このIDを非表示/違反報告)
はくや - 結構急展開なってる！？続編楽しみにしてます！ (2021年8月27日 9時) (レス) id: b44a4212c3 (このIDを非表示/違反報告)
羽具(プロフ) - 楽しみすぎる…!!!更新楽しみにしています！頑張ってください！！！ (2021年8月25日 21時) (レス) id: a3fd2bf9c9 (このIDを非表示/違反報告)
双雲銀(プロフ) - 玉さん» 誤字失礼しました。見に余る光栄で、となっておりますが正しくは身に余る光栄で、です。ご迷惑をおかけしました。 (2021年8月18日 21時) (レス) id: 10dba7cb9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：双雲銀太 | 作成日時：2021年7月21日 16時
