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泣き疲れた私はそのまま結局、夜ご飯も食べないまま寝てしまった。
目が覚めたらチワワ......獣の姿のシッマが横で寝ていて、そして窓の外は明るくて。
時計を見ると5時半。結構寝ちゃったみたいだった。
二度寝をしようにもすっかり目が冴えてしまって、起きるかあ、と諦めた。
『あれ、そういえば昨日お風呂入ったっけ.....』
気がついた途端に背筋に悪寒が走った。
誰かが起きる前に、早く入ってしまおう。
『あ』
「あ」
シャワーを済ませて、ドライヤーを持ってリビングに異動すると、もう既にトンちゃんが居てなんとなく気まずい雰囲気になってしまった。
「え.........っとシャワー浴びてきたん？」
『う、うん。昨日は、はいる前に寝ちゃっ、て』
会話が続かない。ドライヤーを抱えたままさっと視線を下に落とすと、
「あー....よかったら乾かそか？」
と提案をされた。有難いんだけど、だけど....
返事に迷っているとドライヤーを取り上げられて、座らされる。
ブォォン、と音を立てながら暖かい空気を吐き出すドライヤー。それを髪の毛に当てられ、手際よく乾かされていく。
少しゴツゴツした大きくて暖かいトンちゃんの手。
髪の毛が乾いたのを確認したと同時に離れていくその手が、少し名残惜しく感じた。
「さ、今日は学校、頑張るんやろ？なら早めに準備しておかんとな？」
『...うん！そうだね、いそがないと。』
「気ぃつけてな。怪しいヤツに追いかけられたら直ぐ逃げるんやで。」
耳にたこができるほど聞かされた注意。学校に行くのかぁ、と少し落ち込んでいた気分も、毎回毎回真面目な顔で言うトンちゃんが可笑しくて.....
いつも通りの元気を取り戻しつつあった。
『いってきます！』
声高らかに宣言して、はじめの一歩を踏み出した。
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らとるだお() - これが…アニマルセラピーってやつですか…心地いいですね〜(*´꒳`*) (2022年4月18日 2時) (
レス) @page32 id: f62a5d0896 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 双雲銀さん» いや、ホンマに。動物ってホンマに可愛ええ…。wrwrdも全員可愛ええし、良い作品に出会えてホンマに幸せやわ… (2021年7月24日 20時) (レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
双雲銀(プロフ) - ハルさん» 猫は(というか動物全般は)世界を救うと思ってます.....増してや推し×動物なんていいこと尽くしですよね....そんな気持ちを伝えたくてこの話描き始めたんですが、上手く伝わってるようで良かったです！ (2021年7月24日 19時) (レス) id: c910ec8157 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 双雲銀さん» いやぁ、ホンマに可愛ええんですわ…。猫やし…。 (2021年7月24日 19時) (レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
双雲銀(プロフ) - ハルさん» ありがとうございます.....きゃわいいなんて言って貰えて嬉しいです..... (2021年7月24日 18時) (レス) id: c910ec8157 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：双雲銀太 | 作成日時：2021年5月30日 20時
