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『貰ってばっかりなんて、そんなことないよ..！』
「でも、現にこうやって迷惑かけて、話も聞いてもらって。何も出来てないやんか。
なにかお返しがしたいんや、...だめ、やろか？」
なら、お言葉に甘えさせてもらってなにか頼もうか。頼むとしたら何があるか。うーん...
あ、そうだ。
『じゃあ、聞きたいことがあるの。考えても、分からなくて。』
「！！な、なんや？言ってみぃや。」
『鬱さんが、
「あまり俺らに近づかんとくのをお勧めするで」
って、言って..。それで、なんでだろうって思って考えたの。でも分からなかったの。
ふたりは、なんでか分かる？』
鬱さんが言ったことをそのまま復唱すると、途端に険しい顔になる2人。
そんなに難しいのかな。だったら私も分からなくて当然、だよね！
なんて甘ったれてた時期が私にもありました。
今私は、凄い真剣な顔でシッマとシャオちゃんに挟まれている。
「ええか、よく聞き。」
いまから死.刑宣告でもするかのような暗い顔。
ひぃぃ、と心臓がばっくばくだ。
「大先生..鬱が言ったことはあながち間違いではないんや。」
「...シッマ......」
＿＿言ってええんか。
シャオちゃんがシッマのことを不安げな瞳で見る。声に出していないはずなのに、なんて言おうとしているのかが分かりきってしまって。
「...あんな、グルッペンも言った通り俺らには“敵”がおるんや。やから、俺らに深く関われば関わるほどお前は危険にさらされることになる。
やから、あんまり懐くな。一定の距離をおけ。そう言いたかったんやと...」
バツが悪そうに俯くシッマ。
ああそっか。この人達といるのが楽しくて忘れていた。一緒に住む理由は“守るため”。
一緒に居る理由は“守るため”。
構ってくれる理由は“守るため”。
分かりきっていたはずなのに、なんだか胸がすごく苦しくなった。
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らとるだお() - これが…アニマルセラピーってやつですか…心地いいですね〜(*´꒳`*) (2022年4月18日 2時) (
レス) @page32 id: f62a5d0896 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 双雲銀さん» いや、ホンマに。動物ってホンマに可愛ええ…。wrwrdも全員可愛ええし、良い作品に出会えてホンマに幸せやわ… (2021年7月24日 20時) (レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
双雲銀(プロフ) - ハルさん» 猫は(というか動物全般は)世界を救うと思ってます.....増してや推し×動物なんていいこと尽くしですよね....そんな気持ちを伝えたくてこの話描き始めたんですが、上手く伝わってるようで良かったです！ (2021年7月24日 19時) (レス) id: c910ec8157 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 双雲銀さん» いやぁ、ホンマに可愛ええんですわ…。猫やし…。 (2021年7月24日 19時) (レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
双雲銀(プロフ) - ハルさん» ありがとうございます.....きゃわいいなんて言って貰えて嬉しいです..... (2021年7月24日 18時) (レス) id: c910ec8157 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：双雲銀太 | 作成日時：2021年5月30日 20時
