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「自分が料理上手くないって自覚はあるねん。
実際トントンにも包丁は握るなっていわれとるし、
でも、俺らが作った料理に口つけてくれたんは嬉しかった。
自信作やったんや。今度こそ食えるもん作れたと思ったん。
自尊心が今回の件を呼んだ。
ホンマに謝っても謝りきれへん.....」
「お、俺も。すんませんでしたぁ...」
正直、あの料理を自信作って言うなんて、と口を開きかけたが我慢。ここで余計な口を挟むのは流石に空気の読めないヤツだ。
不安げに揺れる双眸に見つめられ、困ってしまう。
こまってしまって、わんわんわわん。
....犬だけに。
『ん、んーん！！怒ってないから、それにもうからだも大丈夫だからそんなに、気にしなくてもいいよ。
「でも、」
『そっ、それにね！』
また詫び言を繰り返されそうになったところを間髪入れず遮った。
『おいしかった、味はだめだめでも、気持ちがこもってたから。
だから、うれしいの！あのね、あやまるのは私のほうなんだよ、さいごまで食べられなくて、残しちゃって、ごめんなさい。』
シッマが目を見開く。
音を発さず動いた口は、「ありがとう」。そう言った気がした。
シャオちゃんは明かりを灯したように表情が明るくなり、安堵からか、綺麗なべっこう飴のような瞳からぽろぽろと涙を零した。
『わーっ！だ、大丈夫？えっと、これ、使っていいよ！』
慌てて引き出しからハンカチを取りだし、半ば押しつける形で渡す。
ゴシゴシと乱雑に涙を拭いて、無意識だろうが呟いた。
「俺ら、貰ってばっかりやね」
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らとるだお() - これが…アニマルセラピーってやつですか…心地いいですね〜(*´꒳`*) (2022年4月18日 2時) (
レス) @page32 id: f62a5d0896 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 双雲銀さん» いや、ホンマに。動物ってホンマに可愛ええ…。wrwrdも全員可愛ええし、良い作品に出会えてホンマに幸せやわ… (2021年7月24日 20時) (レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
双雲銀(プロフ) - ハルさん» 猫は(というか動物全般は)世界を救うと思ってます.....増してや推し×動物なんていいこと尽くしですよね....そんな気持ちを伝えたくてこの話描き始めたんですが、上手く伝わってるようで良かったです！ (2021年7月24日 19時) (レス) id: c910ec8157 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 双雲銀さん» いやぁ、ホンマに可愛ええんですわ…。猫やし…。 (2021年7月24日 19時) (レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
双雲銀(プロフ) - ハルさん» ありがとうございます.....きゃわいいなんて言って貰えて嬉しいです..... (2021年7月24日 18時) (レス) id: c910ec8157 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：双雲銀太 | 作成日時：2021年5月30日 20時
