防弾高校物語 season2

64. こんな気持ちは初めて ページ16

A「…なんで停学？」

TH「…」

A「テテ今家にいるんだよね？」

TH「うん」

A「会いに行ってもいい？」

TH「…だめ」

A「なんで…お願い」

TH「せっかく決めたのに…」

A「1人で決めないでよ、行くから住所送っときな！」


半分強制に言って電話を切った。
もし本当に会う気なかったら
LINEも来ないんだろう…な。


☆テヒョン☆ : 現在地


もう、うちのテテちゃん(泣)
用意をして家を出てひたすら走った。

途中ジミン君とぐったんに会ったけど
テヒョンがこんな時に笑ってるのが
むかついたの、子供か私は。

テヒョンの家にインターホン鳴らして
待ってる間もずっとドキドキしてた。

ガチャと玄関が開いて今とても
会いたかった人に会えた。


A「テヒョン」

TH「…どうぞ」

A「お邪魔します」


玄関を閉めると後ろから抱きしめられた。


TH「…会いたかった」


ぐるっとテヒョンの方を向いて
抱きしめ返した。


A「私も会いたかった」


テヒョンの部屋に通され
飲み物を持ってきてくれた。


TH「話しなくちゃいけないね」

A「私も話があるの」

TH「…別れ話？」

A「うん……違うね」

TH「あーびっくりした(笑)」

A「実はね…」


私にあった出来事すべて話した
どうか重荷にならないでと願って。


TH「…あのババア」

A「テヒョンの話って？」

TH「停学なったのババアが原因」


テヒョンのすべての話を聞いて
苛立ちがもうやばいくらいきてた。


TH「…でね、俺思ったの。Aを守りたいからそれにはちょっと離れた方がいいのかなって。Aも言われたんでしょ？」

A「テヒョンはそれでいいの？」

TH「普通にやだよ」

A「私にも守りたいって気持ちあるんだわ」

TH「え？まさかのこのタイミングで火ついた？」

A「かっこつけんのも良きだよ！でもな、こっちの気持ちはどーなんだよ」

TH「え、いや…はい。ごもっともです」

A「ねぇ、テテ」

TH「温度差激しいね、今日」

A「私こう見えてもちゃんと好きなんだよ」

TH「うん」

A「時には貶す事もあるけど」

TH「うん…だね」

A「たった1人のババアのせいで壊されたくもない」

TH「なんか…もう好き」

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