防弾高校物語 season2

86. ぐったんの葛藤 ページ38

- JK side -

僕sideみんな待ってたでしょ？
作者ね、こんなイケメンな僕を
sideに使わないから、ほんと。


あっ！聞いてくれる？昨日
ルルちゃん家に遊びに行ったの！
ジミニヒョンってゆうオプション付きだけど

JM「オプションっておい♡」

ユンギヒョンもいて、でもなんか
ルルちゃん家複雑っぽいんだよね
ご両親いなかったし…気になる。

あっ！でね、ご飯はルルちゃんの
手作りだったんだけど、もう最高
ユンギヒョンが羨ましい、ほんと

Aちゃんのごはんも美味しいし
あの2人きっといい奥さんになれる
テヒョニヒョンにはもったいない！

夜ごはん2回も食べたから動けなくて
ジミニヒョンに帰るよって言われた
けど、ダメ元で泊まっていい？って
聞いたらいいよーって言ってくれた！

でも、それがねユンギヒョンの部屋
なんだけどね、寝るとこがね。
もうむさくるしかった！ほんとに！


YG「むさくるしいって…」


朝起きてリビングに行くと、まだ
ご両親いなくて、でも朝ごはんと
お弁当があったの。これ僕の？って
冗談で聞いたら、うん…ってちょっと
恥ずかしそうに言うから可愛いくて
仕方がなかった。


ユンギヒョンを置いて先に
ルルちゃんと学校に行く。

2人並んで歩くのがちょっと
恥ずかしくて、ルルちゃん見たら
ずっと下向いてて、絶対になにか
あった！それか恥ずかしいか！
恥ずかしいとかはなさそうだな…

でも聞いていいのかな？家庭の事情
だし…あまり入り込んでもなぁ…よし！


JK「なんかあったの？」

RU「え？なにが？」

JK「いつもより暗いですよ」

RU「んー…グクだったらいいか」

JK「？」

RU「うちの両親ね、単身赴任するらしいの」

JK「そうなんだ、てことは引っ越し？」

RU「私と兄貴はここに残れって」

JK「家族離れるのが寂しいの？」

RU「そんなんじゃなくて、もしかしたら離婚かもって兄貴が」

JK「でもわかんないんでしょ？」

RU「うん…」

JK「まだ暗く考えちゃダメだと思いますよ？」

RU「でもね、私と兄貴見ちゃったんだ」

JK「なにを？」

RU「両親ともだぶる不倫してるの」

JK「え…」

RU「絶対誰にも言ったらダメだからね！」

JK「いや、言わないけど辛いね」

RU「まぁ、私には兄貴もいるしAもいるから」

JK「僕もいますよ」

RU「え？」

JK「僕はずっと離れませんから」


そう決意した。

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