赤いライオンは桃色の猫の妹に恋をした【ark,nqrse】

25話 ページ25

な「って言うかさ、Aがこっちに来んのも俺ん家からあらきん家まで割と距離あるわけだからさ時間かかる上に次誰に見つかって泣かされるかわかんないからさ」





同棲すれば？なんてお兄ちゃんが突然言い出すものだから私もあらきさんも顔を赤らめてしまった






な「Aは分かるけどあらきまで初心かよ」






あ「るせ」






私自身は同棲したいと思ってる････思っているけども





『私がこの家から出てきたら私のこと知らない歌い手さんたちはどの道捕まえると思う』





あな「たしかに････」






キャスで言ったといえど、ほかの歌い手さんたちの全員が見ているなんて確率はかなり低い






必ず知らない人とかが出てくるはずだ






ちょっとした不安だけどセンラさんみたいに追いかけられたらどうしよう････






あれはかなり怖かったから本当にもうごめんだ






なんて言っているうちに私は買い物で外に出ることになった





もしかしていきなりフラグ回収とか････ないよね





来たのはもう私の行きつけになっているあらきさん宅から最寄りのスーパー






今回はお兄ちゃんとあらきさんもついてきた






2人ともしっかり変装している






あ「俺らがいたら他の奴らに出くわしても対応できるから大丈夫だと思う」





な「そうだね、俺らから離れないように････って！もういないし！！」






あれ？






お兄ちゃん、あらきさん






いないんだけど






『フラグ回収？』

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