大規模侵攻４ ページ30
「貴方」そうかもねー…
「木虎」！！(ピクッ)
(「こないだみたく」、「引きずり墜とす」…！？じゃあ…あのとき私を助けたのは……！)
「忍田」嵐山隊！通信が乱れてすまなかった。新型を仕留めたということだな。
「根付」さすが嵐山隊。新型討伐一番乗りですねぇ
「嵐山」いえ、我々が到着した時には すでに
玉狛の三雲・空閑隊員が交戦中でした
新型にはすべてに大きなダメージを与えておりうちの隊は止めを刺しただけです。
それに、それより前に東隊と合流した黒崎隊員が一早く倒していました
「鬼怒田」玉狛……！例のブラックトリガーか！
「忍田」なるほど……先ほどの人型ネイバーというのは遊真くんのことだな？
「三雲」『忍田本部長！玉狛支部の三雲です！僕たちをC級の援護に向かわせてください！』
「忍田」C級隊員の？
「三雲」その地区には、僕たちのチームメイトがいます！
「忍田」そうか……よし わかった
玉狛の隊員は別行動で……
「城戸」待て。C級の援護に向かうのは三雲隊員だけだ。空閑隊員と黒崎隊員も残ってもらう。
「貴方」(えっ？！……遊真が行けない理由に少しは納得できる。……でも、俺が行けない理由なんて…)
「三雲」え……！？
「城戸」空閑隊員がブラックトリガーで戦えば
隊員と市民に
大きな混乱をもたらす危険性がある。市街地に向かうことは許可できない。空閑隊員は嵐山隊と行動し警戒区域内のトリオン兵を排除せよ。
「嵐山」…黒崎隊員が援護に迎えないのは、なぜですか？
「城戸」『黒崎隊員は、しばし遊びすぎている。ブラックトリガー以上の戦力をもつ彼にこれ以上、遊ばせておく権利はあるまい。』
「貴方」『はぁ？』(怒り)
「全員」！？
「貴方」『どういうことだよ…あんたは…今まで…おれが遊んでたって言うのかよ！』(殺気)
その場にいる全員の背筋が凍った
「忍田」(！？…目の前に居るわけでもない。
だが、ものすごい殺気を感じる！？)
「城戸」……ああ。少なくともこちらにはそうみえる
「貴方」チッ…(クソガッ！)
ギュッと拳を握る
「嵐山」(ポン)
嵐山が誠の肩に手をおく
「嵐山」落ち着け、誠。
「貴方」！嵐山さん………はい
すみません。取り乱しました。……
それでは、他の場所のトリオン兵排除にあたります。
それと…嵐山さん。ありがとうございます
「嵐山」いや、これくらい、全然だ！
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作者名：バニラシェイク | 作成日時：2017年9月12日 0時
