GAME03. BURN BABY,BURN ページ7
カイコクside
A「っ、ごめん…ヒミちゃん…ヒュ…」
ヒミコ「だ、大丈夫ですか?えっと、
A「ッン…へーき…寝てもいい、かな…?寝れば、治る…から…」
ヒミコ「は、はい!」
A「おやすみ…」
――――――――――――
トモヤから聞いていた。Aは、暗所恐怖症である、とは。
まァ、見たことは無かったけどな。
それから…トモヤに何かあった時には、Aのことを任せたい、とも。
まさか、なァ…にしても…
カイコク「どうなってんでェ…」
パカ「おや?ご存じありませんでしたか?」
カイコク「そっちじゃねェ。画面だ。」
パカ「はて…回線の故障でしょうか。予備モニターに
切り替わるとは思いますが…ああ、映りました。」
カイコク「……オイ、あの黒い奴誰でぇ…?」
画面に映った駆堂たちの後ろには、見知らぬ、少女がいた。
――――――――――――
カイコク「…い…お……おーい…!」
A「ん…あと5分…」
カイコク「いや、あと5分じゃなくてな…」
A、全く起きねぇ…あと5分って聞くの5回目だぜぇ?
そろそろ、強行突破かぃ…?
A「ん〜ッハ…えっと、カイにぃ…じゃなくて、カイコクさん…?」
カイコク「おはよ。別に呼びやすい言い方で呼んでくんな?」
A「…カイにぃ、オハヨウオゴザイマス…」
カイコク「や、何で片言なのさ?」
A「っ、アンヤは!?」
カイコク「向こうで伊奈葉ちゃんたちと飯食って…」
もういねぇ…あの行動の速さはトモヤ譲りかい…
…まぁ、無理もねぇか…Aにとって…
トモヤが、たった一人の家族みてぇなもんだからな…
――――――――――――
Aside
A「アンヤ!」
オレはアンヤに飛びついた。いや…飛びつこうとした?
すんでのところで止めたんだけど!
アンヤ「っ、な、A!?まさか、てめぇも!?」
アカツキ「おお!アンヤくんのお友達ですか??」
A「大っ親友です!あ、さっきプレイしてた人ですね!
オレは霧海A、高校一年生です!」
アカツキ「俺入は出アカツキです!俺も高校一年生ですよ!」
A「マジ?じゃあ、ヒミちゃんの隣の貴女は?」
カリン「更屋敷カリンよ…私も高1。」
A「わぁ!同い年の人多い!」
アカツキ「あちらでお話しているのが忍霧ザクロさんで、高校2年生だそうですよ。」
A「年上か…仲良くなれるかな?」
17人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美術部 | 作成日時:2020年7月7日 21時